【記者の目】和装の生産基盤が極端に縮小 業界の対応が急務に
2024/06/17
和装の生産構造が大きな転換期を迎えている。市場がピークを迎えてから半世紀にわたり縮小が続いてきた業界だが、コロナ禍による自粛期間からの回復を図ろうという段階で、生産基盤の極端な縮小というかつてない急激な変化を迎え...
2024/06/17
和装の生産構造が大きな転換期を迎えている。市場がピークを迎えてから半世紀にわたり縮小が続いてきた業界だが、コロナ禍による自粛期間からの回復を図ろうという段階で、生産基盤の極端な縮小というかつてない急激な変化を迎え...
大手セレクトショップが新規客の獲得に乗り出している。創業時から成長を支えてきた主力業態の顧客年齢層が上がっており、若年層の取り込みが目下の課題だ。情報収集の手段が多様化し、ファッションの好みも細分化しているため、...
服飾雑貨メーカーはコロナ禍が明け、人流の増加や旅行、イベントの再開などで業績が上向いている。百貨店が主販路の企業はインバウンド需要も加わり、売り上げが伸びている。だが、百貨店は平場の縮小や閉店が続いており、売り場...
コロナ禍を経て、再び生地輸出に力を入れる企業が増えてきた。5月に開かれた生地見本市プレミアム・テキスタイル・ジャパンでもアジアからのバイヤーが多く訪れ、出展社からは「洋服にお金をかけるようになっており、レベルの高...
近年、ファッション業界ではアニメやゲームなどと協業し、ヒット商品を生み出す企業が増えている。各社が口を揃えて話すのがファンの熱量の高さ。協業が購買力の強い新規客との接点になっている。重要なのはファッション企業の視...
シニアマーケットへの注目度が高まっている。少子化の一方で、高齢者人口は年々増えており、今後の市場性に期待感は強まっている。高齢の就労者が増えているほか、以前よりも行動が活発になっているため市場としての魅力は増して...
近年、夏が長くなる傾向にあり、従来の季節MDが通用しなくなっている。気候変動への対応として、春夏物の比重を増やす企業も増えた。バッグメーカーのキャロットカンパニーはMDの見直しにとどまらず、環境変化で生まれる新た...
MBO(経営陣による買収)による上場廃止や、前年同期比約20%の減収…。新型コロナ禍で密を避けるアクティビティーとして注目され、急成長してきたキャンプ・ゴルフ業界ではこの間、リーディング企業・ブランドで驚きのニュ...
百貨店を主戦場とするファッションジュエリーブランドで、ブライダルリングのカスタムオーダー企画が増えている。ブライダル市場は競合がひしめく。いかに魅力ある提案をし、差別化できるかが課題となるなか、こうした企画は、嗜...
性の多様性を意識した経営の重要性が高まっている。日本の人口の約5~8%(約620万~992万人)いるといわれているLGBTQ(性的少数者)。従業員やその家族、取引先、消費者や株主などの中にもいると考えられる。企業...