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《素材メーカー、商社の決算分析④》大手・総合商社繊維部門  国内に厳しさも海外で稼ぐ

2025/12/09

 大手・総合商社繊維部門の25年4~9月連結決算は、円安・物価高による消費マインドの低迷で国内市場全般に厳しさがあった。スポーツや一部カジュアル分野などは堅調だった。各社とも海外サプライチェーンを活用した体制を整え...

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《トップに聞く》中国SC開発社長 松岡秀典氏 店舗スタッフや地域と一緒に育てる

2025/12/09

 3月24日に開業したJR広島駅の新商業施設ミナモア。地下1階~地上9階で、約220店のSC(2万7500平方メートル)とシネマコンプレックス(4500平方メートル)で構成する。既存施設エキエを含めると約300店、...



百貨店ジュエリー・アクセサリー秋冬商況 “ごほうび買い”で客単価10%前後の伸び

2025/12/09

 百貨店服飾雑貨売り場のジュエリー・アクセサリーの秋冬商況は、狙った自家需要を取り込み堅調に推移した。有力百貨店に10、11月の売り上げを聞いたところ、客数は前年並みもしくは微減も、客単価が10%ほど伸びた店が多い...



11月4日開業の三井アウトレットパーク岡崎 客数、売り上げともに計画超え

2025/12/09

 三井不動産が11月4日に愛知県岡崎市に開業したアウトレットモール、三井アウトレットパーク岡崎(全180店、店舗面積約3万5000平方メートル)は、「客数、売り上げともに計画以上のペース」(林田和幸商業施設・スポー...



モリリン、新事業「モリカスタムプロ」開始 アパレル・雑貨向けの二次加工サービス

2025/12/09

 モリリンは、アパレル・雑貨向けの二次加工サービス「モリカスタムプロ」を開始した。プリント・刺繍の加工設備を物流倉庫内に整備することで、短納期でのオリジナル商品製作を可能にする。(小坂麻里子)一貫で短納期が強み 関...



《寄稿》ファッション・ビジネス回想60年㊦ 世界を知り、自社の強みを知る

2025/12/08

 米国に学んで急成長した日本のファッション・ビジネス(FB)も成熟し、バブル崩壊で表面化した金融危機を経て21世紀に入ると、次々に起こった巨大な変化が社会と価値観を激変させました。01年の米国同時多発テロ、リーマン...



【記者の目】海外進出マインドが高まる専門店 成功モデルを発揮すれば好機あり

2025/12/08

 ファッション消費は、インバウンドを除けば厳しい状況が続いている。少子高齢化に突入しており、競合は今後さらに激化する。こうした中、専門店の海外進出に対する意識が再び強まっている。日本のファッション小売業の過去の海外...



《台東デザイナーズビレッジの軌跡㊥》困難に向き合い、風向きを変える

2025/12/08

 04年に台東デザイナーズビレッジは開業した。台東区にとどまらず、全国的に見ても、当時ファッションのクリエイターやデザイナーの創業支援に特化した例はなかった。【関連記事】《台東デザイナーズビレッジの軌跡㊤》廃校をク...



《素材メーカー、商社の決算分析③》染色加工 合繊の北陸は堅調

2025/12/08

 染色加工企業は全社連結ベースでは増収もしくは横ばい基調で、利益もおおむね伸ばした。一方、繊維事業はばらつきがあり、特に損益が黒字・赤字で明暗を分けた。赤字企業は生地・製品が堅調だが、本業の染色加工の厳しさが目立っ...



リカバリーウェア市場 活況の裏で起こった自主回収 業界健全化への契機に

2025/12/08

 リカバリーウェア市場が活況だ。疲労回復を標榜(ひょうぼう)できる一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」(血行促進用衣)として新規参入する企業が、今も相次いでいる。そんな中、りらいぶ(仙台市)が主力商品の自主回...