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《トップに聞く》スタジオ・ポアック社長 辻本政憲氏 改めて“商売の原点”に回帰

2025/12/11

 奈良県の中堅靴下メーカー、辻商のグループ会社。18年に民事再生法を申請し、再スタートを切ったが、その矢先にコロナ禍が襲った。苦境を乗り切ったのは、消費者、小売店のニーズに合った商品を供給するという商売の原点だった...

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《もう少し知りたい》ユニクロ、「パフテック」拡販の狙いは?

2025/12/11

 ユニクロが機能性中わたを使った防寒アウター「パフテック」の拡販に乗り出した。調達リスク、動物愛護それぞれの観点から「ダウンだけでは中わたアウターの生産が間に合わない」状況が生じつつある。どこまで販売規模を拡大し、...



総合アパレル11月商況 総じて堅調 気温低下で冬物動く

2025/12/11

 総合アパレルメーカーの11月の商況(速報値、売上高)は、気温低下により冬物商材が本格稼働し、総じて堅調だった。休日数が前年同月より2日多かったこともプラスに働いた。全社売上高は、オンワードホールディングス(HD)...



専門店メンズ12月の売り場観測 メインはダウンとウールコート

2025/12/11

 前月下旬からの気温低下でアウターを探す客が増えた。今月は段階的に会員向けのセールもスタートするが、まずは防寒アウターをプロパーでしっかりと売りたい。メインはダウンとウールコートだ。ダウンは膝上丈のタイプに加えて今...



西日本の量販店、GMSからNSCへ転換進む 建て替え機に若返り

2025/12/11

 西日本地区の量販店では既存店のGMS(総合小売業)を建て替えて、NSC(近隣型SC)業態に転換する動きが目立っている。昭和50年(75年)代の開業など店舗の老朽化が主因だが、変化する地域マーケットに対応して顧客層...



26~27年秋冬向けレザートレンド 衣料向けの提案が増える

2025/12/10

 国内の皮革卸やタンナーが企画する26~27年秋冬向けのレザーは、革らしい質感の進化が目を引いた。快適性や軽さ、インダストリアルな色彩など異質な要素が溶け込む。この間、国内のアパレルブランドでレザージャケットの人気...



「東北でここだけ」を磨く仙台の商業施設 各館は「競合」ではなく「同志」

2025/12/10

 仙台全体で盛り上がっていきたい――主要な商業施設の担当者から共通して聞かれた言葉だ。この間、仙台市の中心市街地で、商業施設の大型改装と新規開業が相次いでいる。それぞれが個性や特性に合わせた「東北でここだけ」のコン...



《素材メーカー、商社の決算分析⑤》繊維・メーカー系商社 売上高、利益ともにまだら模様

2025/12/10

 繊維・メーカー系商社の25年4~9月決算は、国内外の景気後退を受け、売り上げ・利益ともにまだら模様となった。市況は芳しくないが構造改革や価格改定が進んだ企業は増益基調だった。【関連記事】《素材メーカー、商社の決算...



古着店6店を運営するグリーフル 高級ビンテージ家具を新たな成長の柱に

2025/12/10

 千葉県柏市を中心に古着店を運営するグリーフル(三輪理代表)は、古着ブームの終息を見据え6年ほど前から別会社で始めた高級ビンテージ家具販売が、新たな事業として成長している。本業の古着店もコロナ下の倒産寸前の状況から...



《進化を遂げるポルトガル靴産業㊦》品質確かに欧州圏で迅速な生産体制

2025/12/10

 革靴は欧州の靴産業の大きな強みだったが、靴の需要はスニーカーへと移り、直近では生産コストの上昇が追い打ちを掛け、工場の数は減っている。ポルトガルには、機械での生産が可能な機能靴や安全靴に専念するメーカーが数多く存...