《ファッション産業の展望㊦》地政学の利点をブランド力に転換する
2025/12/23
日本の23年の繊維輸出は原料・製品を含め約1兆1000億円規模である。原料と製品の割合は51対49とほぼ半々。製品のうち、衣料品は約3割で、残りはじゅうたん及び不織布などの工業繊維である。すなわち衣料品の輸出金額...
2025/12/23
日本の23年の繊維輸出は原料・製品を含め約1兆1000億円規模である。原料と製品の割合は51対49とほぼ半々。製品のうち、衣料品は約3割で、残りはじゅうたん及び不織布などの工業繊維である。すなわち衣料品の輸出金額...
島精機製作所の無縫製横編み機「ホールガーメント」(WG)は今年で30周年を迎えた。誕生の背景にあったのは国内産業への危機感。市場の変化や海外生産へのシフトなど、環境が大きく変化してきた中で歩んだ30年と、これから...
量販店向けレディスアパレルメーカーの26年夏~秋冬物の商談が、天候に振り回されている。特に季節の移行期は気温で売れ行きが左右されやすく、提案の難しさが増す。各社、雑貨やIP(知的財産)企画、手の届きやすい価格設定...
しまむらが12月2日にタイ1号店をオープンした。良品計画は11月28日に「無印良品」旗艦店を開設しており、ここにきて大手専門店のタイ事業が広がっている。人口減少が続く日本国内で成長戦略が描きにくくなっている状況下...
ホリデー気分を盛り上げるため、ビジューやフェイクファーを付けた華やかなアウターを推す。今年はセーターよりアウターの売れ行きが良い店が多い。ウール調素材のきれいめなミドル丈コートやフェイクファーブルゾン、モンスター...
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有力専門店の26年春夏メンズドレスのスタイリングは、前季と同様、カジュアルな着こなしが主流になる。夏場の猛暑や長引く残暑を見据え、ジャケットは大見返しに背抜きの軽い仕立てがほとんど。セットアップも組下のパンツをイ...
日本は世界にも知られるウールやデニムをはじめ、優れた繊維を作る産地が全国にある。半面、物価高や趣味の多様化などを背景にファッション消費は低迷、国内市場は縮小の一途をたどり、繊維企業は従来の事業戦略では立ち行かなく...
2期生の入居以降、台東デザイナーズビレッジの活動は徐々に軌道に乗り始めた。応募者も増え始め、18年から入居を希望するクリエイター向けに、「ファッション起業塾」も開始した。【関連記事】《台東デザイナーズビレッジの軌...