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インナー、レッグウェア製造・卸の24年4~9月連結決算 “選別消費”や円安など響く

2024/11/20

 インナー、レッグウェア製造・卸上場企業の24年度中間決算が出揃った。決算期にずれはあるが、8社中4社が減収となり、営業損益も大半が減益または赤字になるなど、全般的に厳しい決算となった。物価高のなかの〝選別消費〟で...

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繊維・メーカー系商社の24年4~9月連結決算 厳しい環境下でも増収増益基調

2024/11/20

 原料価格の高止まりや為替の変動、コロナ禍後の需要一巡、長期化する夏への対応など外部環境は厳しい中でも増収増益企業が目立つ。様々な事業で補完したり、価格改定、構造改革で収益率を高めるなど手を尽くす。田村駒は販売・管...



ビジネスモデルを変えずにV字回復する方法 “組織コーチング”でOSを更新

2024/11/19

 激動のアパレル業界で、ビジネスモデルを変えることなくV字回復させる会社がある。秘密は「組織コーチング」。表面的なやり方でなく組織や個人の〝OS〟をアップデートさせることで、経営も現場も言動も、業績も変わる。組織コ...



間違いだらけの売り場支援④ 正解は一つではない

2024/11/19

 コロナ禍も落ち着き、社内研修を実施する企業も増えました。せっかくスタッフを集めるのですから、効果的な研修を行いたいものです。その際、気をつけたいポイントは①正解を決めない②答えには深堀り③売り場で活用できるように...



《小笠原拓郎の目》若手デザイナーの台頭に期待 停滞するファッションウィークに新陳代謝の風

2024/11/19

 ファッションウィークが、新しい美しさを競い合う場から、有名人を起用したマーケティングの場へと大きく変わってしまった。予定調和のコレクションが増える中で、若手デザイナーの台頭に期待が集まっている。若手による自由なク...



新中計の策定から1年が経過したワコールHD 改革の道多難、問われる〝底力〟

2024/11/19

 ワコールホールディングス(HD)が昨年秋に、中期経営計画(23~25年度)の見直し案を発表して1年が経った。改革は多岐にわたるが、国内ワコール事業を中心とするビジネスモデルの抜本的改革と収益構造の改善が引き続き最...



《編集局長が会いに行く》やまと取締役きものやまとデザイン部部長 延山直子さん 多種多様な物作りが平和につながる

2024/11/19

 「きもの」でエキサイティングな世の中をつくる――このビジョンを掲げ、やまと(東京、矢嶋孝行社長)が発信を続けている。きものをファッションとして推す若年層向けやインバウンドにも人気のメンズ店、フランス法人など新たな...



良品計画 早期に営業収益1兆円を目指す 出店を継続、地域に合わせた商品開発

2024/11/19

 良品計画は27年8月期に営業収益8800億円、営業利益率790億円を目指す。国内外での出店拡大を継続するほか調達コストを引き下げ、海外各市場の現地ニーズに合わせた商品開発も強化する。11月23日付で社長に就任する...



東レ、バイオアジピン酸の商業化検討 タイのPTTグローバルケミカルと覚え書き

2024/11/19

 東レは非可食バイオマスを原料にしたアジピン酸の量産技術検討へ向け、タイの大手石油化学会社のPTTグローバルケミカル(GC)と覚え書き(MOU)を交わした。タイの東レグループ企業が製造する非可食糖を原料に、ナイロン...



【記者の目】販路広げる海外ブランド 既存客に加えて新たな層に発信

2024/11/18

 価値あるアイコン商品を持つラグジュアリーブランドがここ数年、販路を広げている。キャメルカラーのカシミヤコートが人気の「マックスマーラ」、レザーバッグのバリエーションを増やす「トッズ」、エレガントなウェアを得意とす...