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先染め織物の匠の夢 独自性の高い生地を作り続ける 製品の製造・販売にもチャレンジ

2023/05/05

 新潟県見附市の先染め織物の製造・販売する匠の夢(松尾憲久社長)。糸の染色・糊(のり)付け工程以降の織物までの工程をすべて内製化している一貫生産工場で、独自性の高い織物や生産管理がしっかりでき、運搬ロスがないことな...

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奈良・ラック産業 独自の高伸縮素材の国内一貫生産に支持

2023/05/05

 ラック産業(奈良県田原本町、吉川友嗣社長)は、腹巻き、婦人・子供服、インナー、寝装関連製品などを編み地から一貫生産する。グループには、泥染めをはじめとする天然繊維の染色や縫製のアマミファッション研究所(鹿児島県奄...



《製品事業トップに聞く》商社の製品ビジネスは新局面へ 付加価値型商材の提案広がる

2023/05/03

 商社の製品ビジネスは新しい局面を見せている。新型コロナの規制緩和が進む中で一定の明るさが見えてきた。地政学的なリスク回避を目的としたサプライチェーンの再構築はASEAN(東南アジア諸国連合)を軸にシフトが進んでい...



チョウ採集のための〝戦闘服〟 服好きの心も捕える「tehutehu」

2023/05/02

 長時間続く過酷な採集の現場を支えるため、道具を収納するポケットや、腕や足を動かしやすい裾やゆとり、一息つくためのディテール、チョウが好む色まで〝しつこい〟くらい追求した、採集に特化したジャケットがある。チョウを追...



《トップに聞く》ワコールアートセンター社長 鈴木淳氏 アートで豊かな暮らしを提案

2023/05/02

 「生活とアートの融合」をテーマに、日々の暮らしにアートがもたらす〝心沸く体験〟を、食、美容、ライフスタイルなどを通じて提案してきたワコールアートセンター。建築家・槇文彦氏が設計し、85年にオープンした東京・南青山...



GMS衣料品、30~40代を取り込めるか 存続をかけた改革が進む 

2023/05/02

 GMS(総合小売業)で衣料品の改革が進んでいる。代表的な企業、イトーヨーカ堂が実用衣料を除くアパレルから撤退を決定したように、存続自体が問われるようになり、再生の道を探りながらも際立った成果を出せなかった状況から...



ユニーがパート社員への権限委譲で成果 アピタ東松山店で売り上げ、粗利とも1割増

2023/05/02

 ユニーの衣料品でパート社員主体の〝個店経営〟が進んでいる。アピタ東松山店(埼玉県東松山市)では、売り場のパート社員に権限を持たせることで地域対応や見せ方の改善などが進み、22年7月以降の今期、衣料品の売り上げ、粗...



バルコス EC・映像関連2社を傘下に 自社サイトや情報発信力を強化

2023/05/02

 バルコス(鳥取県倉吉市)は4月にグラフィックデザイン・映像制作のトリプル・オー(東京)、ECプラットフォーム運営のビーフラット(大阪)を子会社化した。ECサイトの強化、ネットなどを活用した情報発信やプラットフォー...



蝶理の新3カ年計画 繊維事業は売上高2000億円超、経常利益75億円を目指す

2023/05/02

 蝶理は、新3カ年経営計画「チョーリイノベーションプラン2025」(CIP2025)の最終年度となる25年度に売上高3600億円(22年度実績3294億円)、税引前当期純利益160億円(128億円)、親会社株主に帰...



【記者の目】ユニクロ、ZARA、H&M 業績回復の差はどこに?

2023/05/01

 グローバル大手小売り3社の直近四半期業績は、インディテックスとファーストリテイリングが前年同期比でも、コロナ禍前の業績との比較でも増収増益を果たし、復調ぶりを印象付けた。H&Mは前年同期比増収増益となった...