【記者の目】苦境に立つ日本のテキスタイル 人手不足など構造的課題
2023/07/24
国内テキスタイル産地が苦境に立たされている。キーインダストリーと言われる染色のキャパシティーが縮小し、撚糸や織りでも小規模事業者の廃業が続くなどサプライチェーンは弱体化している。人手不足も重なって生産対応力が低下...
2023/07/24
国内テキスタイル産地が苦境に立たされている。キーインダストリーと言われる染色のキャパシティーが縮小し、撚糸や織りでも小規模事業者の廃業が続くなどサプライチェーンは弱体化している。人手不足も重なって生産対応力が低下...
「この服をもっと多くの人に知ってほしい」と話すのは、セレクトショップのパーク(京都市)代表の丸山高男さん。「アンスナム」というブランドに出会い、独立・開業を決意した。オープンはコロナ禍の22年1月。衝動に駆られる...
スクールユニフォーム大手3社の23年春の新入学商戦は、昨年同様、学校や自治体でのLGBTQ(性的少数者)に配慮する意識の広まりを受け、ジェンダーレス制服としてブレザー・スラックススタイルにモデルチェンジする事例が...
これまでは既製スーツ市場が縮小する中、新たな客層を獲得したオーダースーツだけが成長してきたが、新規参入が増え、競争が激化した。手が届く価格帯のオーダースーツはレッドオーシャンになってしまった。そこで、ビッグヴィジ...
全国のSCを主力販路とするハニーズホールディングス(HD)。小売価格を10%上げても、売上高が順調だ。物価高で、「ハニーズ」が多く出店する郊外の客層は価格に敏感な傾向だが、自社生産を中心に良質な商品を適時に販売する...
パリとミラノでの24~25年秋冬向け素材見本市が一巡した。インフレなどで世界経済の先行きが不透明ななか、堅調な市場はラグジュアリーと低価格帯の二つ。「中高級品ゾーンの動きが鈍い」との声が多く聞かれ、多くの欧州生地...
上海高島屋は今年9月28日に全面開業から丸10年を迎える。9月1日~10月10日までを周年イベントと設定し、来年3月まで関連販促を継続して行い、次の10年の運営に向け「SCとして定着」「地元密着」を強めていく。4...
主要ファッションジュエリー7ブランドの春夏商戦(1~6月)は、多くのブランドで客数が伸び悩んだ。1、2月の調査では前年比較で客数が大幅回復していたが、新型コロナウイルスの感染症法上の5類移行以後、消費がコトに流れ...
PBの見直しに加え、ブランディングの具体的な施策としてJBの確立に力を注いでいる。【関連記事】《再生完了・しまむら②》ブランディング PBの定義を再確認服種ごとに競って JBはNPBともいわれた取引先との共同開発...
ジーンズカジュアル専門店の7月16日定店観測は、どこも快晴で気温が上昇した中、Tシャツやショートパンツの需要が高まった。ショートパンツの合計点数は前年を割ったが、機能やデザインが光る物は手応えがあった。フルレング...