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《業界団体トップに聞く》日本靴下協会 廣地厚会長 業界の明暗分ける為替を注視

2024/08/07

 23年の靴下の国内供給量は12億5000万足で前年比2.8%減。国内生産は1億4800万足で3.4%増。量的中心である輸入は11億足で3.6%減と縮小した。急激な円安によるコスト高に加え、食品をはじめとする物価高...

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《トップに聞く》ミル代表取締役 太田圭佑氏 産地の技術〝連係〟を促す

2024/08/07

 MILLE(ミル、神戸市)は、21年設立の繊維問屋だ。国内工場の「物流支援」から始め、2期目から産地と協力し、自社製品の開発と卸売りにも乗り出した。「産地のポテンシャルを引き出し、新しく良い循環を生みたい」と話す...



《繊維トップに聞く》東レ 専務執行役員 繊維事業本部長 沓澤徹氏 東南アジア連携がポイント

2024/08/07

 急激な為替の変動や国際紛争など、予測不能な時代が続いている。繊維では欧米のインフレや中国経済の低迷が不安要素だ。素材メーカー各社で繊維事業を統括する首脳に、足元の状況や展望について聞いた。【関連記事】東レの中期経...



23年度SC売上高ランキング 集客進み9割の増収続く

2024/08/07

 「23年度SC売上高ランキング」がまとまった。繊研新聞社が実施した「第29回全国主要SCアンケート」調査によるもので、今回は、売上高を公表していないSCを含めて405施設から回答があった。このうち342施設(前回...



モンゴル 洗い上げカシミヤの輸出禁止措置を再延期 昨冬の大寒波でヤギ急減

2024/08/07

 世界的なカシミヤ生産国であるモンゴルが、大きな転換点を迎えている。国内カシミヤ産業の保護・育成を目指して制定された「洗い上げカシミヤの輸出禁止」の法律は、23年1月1日からの施行が24年7月1日からに延期されたが...



激化するバングラデシュ反政府デモ 生産・物流に大きな影響

2024/08/06

 バングラデシュでの大規模な反政府デモが激化し、現地での工場操業や物流に影響が出ている。日本企業の各社も現地出張を自粛している。デモが激化した7月中旬以降、バングラデシュ政府は国内全土に外出禁止令を出し、インターネ...



25年春夏メンズトレンド解説 ④ワークウェアミックス 日常の中に溶け込ませる

2024/08/06

 25年春夏メンズトレンドとしてワークスタイルをベースにしたコーディネートが広がっている。昨今はスタンダードの新解釈で様々な分野の定番アイテムが進化しているが、とりわけ春夏はワークウェアを使った新スタイルが充実した...



矛盾ある世界でファッションに携わる 持続可能性は二者択一ではない

2024/08/06

 ファッション業界で働く私たちにとって、かつて正しい道とは「日々、新たなスタイルを考え、生産し、たくさん買ってもらう」こと。これが正義であった。だが、いまやSDGs(持続可能な開発目標)の時代。これまでの「正義」は...



《業界団体トップに聞く》日本バッグ協会 宮昌弘会長 市況活性化へ取り組み強化

2024/08/06

 7月24日に会長に就任した。財布をはじめとする革製品製造のミヤ・レザークラフトの社長を務める。外出需要は回復してきたが、この間のコスト増などで厳しい状況が続くバッグ・財布業界。その中でも「サイフの日」のプロモーシ...



《トップに聞く》ココシュニック社長 田中英樹氏 ブランディングに注力、上質化

2024/08/06

 ワールドグループのココシュニックが運営するジュエリーブランド「ココシュニック」はこの間、ブランドの上質化を図ってきた。モダンかつ地金感のあるチェーンネックレスやピアスなど、元来強みとするアイテムがトレンドも追い風...