《視点》パン屋
2022/04/07
近所の人気老舗サンドイッチ店が、週休3日になってしまった。少し前にスタッフ募集をしていたが、うまく集まらなかったのだろう。ここ数年、身近で週休3日のパン屋が増えている。それぞれ地元で支持されている店なのだが、ある...
近代繊維産業の先駆けとなった群馬県の富岡製糸場は、ちょうど150年前に開業した。官営の模範工場にするべく、明治の新政府は人・物・金を惜しみなく注ぎ込む。初代場長の尾高惇忠は、渋沢栄一の従兄・義兄。昨年のNHK大河...
21年6月に開業したミッテン府中(東京都府中市)。退店した百貨店の跡に居抜きで入ったこともあり、地域の期待は高く、繰り返す新型コロナウイルス感染の波の影響は受けつつも順調なスタートを切った。 家電のノジマが開設・...
対話を通じた精神医療のアプローチにオープンダイアローグというのがある。医者のほか看護師や家族、友人も参加し、ケアを必要とする人が何に困っているか、可能なら毎日でも時間を設けて聞く。 参加者は反論も助言もせず、とに...
あるセレクトショップが昨年からインスタライブを実施し、手応えを得ている。オリジナル商品の着眼点や商品化に向けた進捗(しんちょく)状況を報告すると、多くの反応があり、発売すればすぐに200点近く売れる。 「オリジナ...
「フル稼働状態が続いている」。年明け以降、国内縫製工場の社長から聞くことが増えた。コロナ禍当初のアパレルメーカーや商社からの受注激減という厳しい環境からは様相が一変したようだ。中国や東南アジアなど海外の生産拠点が...
新年度を迎えて、新たな気持ちで仕事に臨む人も多いであろう。今日、入社式を行う企業も多い。この2年間はコロナ禍で入社式を中止したり、オンラインで開催する企業も多かった。今年度はリアル(フィジカル)で入社式を行う企業...
「高くなった商品ならスーツケースから出さないで。見ない方がいい」。ある量販店向けレディスアパレルメーカーの担当者は大手専門店チェーンのバイヤーからそう言われたらしい。商談の場での出来事だ。 今は原料高や物流費上昇...
「なぜ日本ブランドが海外で成功できないか」。以前ある大手アパレル社長が、理由の一つに挙げたのは日本市場の〝中途半端な〟大きさ。「国内市場が小さければ、海外での成長が前提になる。日本がそこそこ大きいだけに厳しい海外...
3月から来春の新卒者を対象とした企業説明会などの受け付けが始まり、企業の採用活動と学生の就職活動が本格的に始まった。コロナ下でもIT系や家電、物流など採用を増やす業界もあるようだが、ファッション業界は採用数を抑え...