コラム

《めてみみ》ポジティブな発想

2024/01/12

 24~25年秋冬メンズファッションウィークに向かうため欧州にやってきた。同じ飛行機には業界関係者も多く、改めてコロナ禍を経て日常のビジネススケジュールに戻ったことを実感させられる。 乗り換えのためパリに到着したら...

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《視点》営業の形

2024/01/12

 「今、営業の1人がある勉強をしている」。先日、ODM(相手先ブランドによる設計・生産)企業の社長からそう言われた。何の勉強かと聞くと「縫製」だった。1年かけて学んできて、今度縫製作業の技能検定を受験するという。受...



《めてみみ》手を尽くす

2024/01/11

 繊維5団体の新年名刺交換会が大阪で4年ぶりに開かれるなど商社のトップや幹部と会う機会が多かった。話題の中心は能登半島地震。協力工場など取引先の状況把握に加え、子会社工場の建屋の一部が損傷した企業もある。 本紙元日...



《視点》あるニッター社長の話

2024/01/11

 「事業を誰かに譲ろうと思っている」。ある国産ニッターの社長からそんなことを打ち明けられた。そのニッターは社長を先頭に、専門的な技術、知見による優れた意匠表現を強みとする。特に緻密(ちみつ)な計算に基づいて編み立て...



《私のビジネス日記帳》海の仕事からアパレルへ 松下一英

2024/01/10

 故郷の静岡県焼津市は遠洋漁業が盛んな街。親族にも船乗りがいて、豪州や南アフリカなど寄港するたびに彼らが買ってきた現地の土産物が自分の家にもたくさんありました。そんな環境ですから小さい頃から外国への憧れが強く、自分...



《めてみみ》風の時代

2024/01/10

 日本での年末年始に中国事業関係者や元赴任者との集まりで、「風の時代」の話題が出た。風の時代とは西洋占星術による時勢予測。以前は「土の時代」で土地や資本を所有する物質主義だったが、20年から仲間や共有といった見えな...



《めてみみ》一番の復興支援

2024/01/09

 年が明けたばかりの日本を大きな地震が襲った。記者の帰省先の関西でもスマートフォンの警報音が鳴り響き、平衡感覚を失いそうなゆっくりした揺れを感じた。テレビの臨時ニュースは津波への警戒を呼びかけるが、正月は報道機関の...



《視点》ディズニーランドのように

2024/01/09

 全てを天候要因には出来ないが、異常な残暑などファッションは天候に左右される部分が大きいのも事実。年々、以前のようなMDが通じなくなっている。 気候に翻弄(ほんろう)されるのではなく、店頭で〝感動〟を提供することで...



《めてみみ》あいまいな10年間

2024/01/05

 24~25年秋冬メンズファッションウィークが間もなく欧州で始まる。新年でもあり、この10年のメンズファッションを振り返ってみた。そうすると意外なことに、鮮明に記憶に残るショーが少ない。今でも強烈に覚えているメンズ...



《視点》ついでに…

2024/01/05

 所用である街を訪れた際、「ついでに…」と立ち寄ったコーヒー店で素敵な食器が出てきた。聞けば、近くの店で売っているという。言われるがままに行くと、その店でも近所の観光スポットをお勧めされ、あれよあれよと街中を歩き回...