素材・製造・商社

染色、洗い加工の四川 廃棄野菜を使った「もったいない染め」

2024/12/20

 染色、洗い加工の四川(広島県福山市)は、規格外で出荷できずに廃棄される野菜などを染料に使った「もったいない染め」の提案を強化している。草木染の一種だが、紫外線吸収剤を入れることで、耐光堅牢(けんろう)度2級相当を...

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三山の独自ウェブ受注システム「チャチャッター」 不便・不安を取り除く工夫

2024/12/19

 縫い糸、ニット糸主力の三山(大阪市)がウェブ受注システム「チャチャッター」を開発し、顧客向けにサービスを始めた。特徴は開発を自力でやり切ったこと。時間、労力はかかったが、「受注・出荷業務をわかっている人間が開発し...



旭化成「ロイカ」 リサイクル糸など環境配慮を軸にデニム向け販売を強化

2024/12/19

 旭化成はスパンデックス「ロイカ」のデニム向け販売を強化している。リサイクル素材、サステイナブル対応などを前面に打ち出し、レンチングやカイハラとの連携、国際展示会への出展などを進めている。【関連記事】旭化成、用途開...



《環境変化に対応するテキスタイル㊦》再生素材を拡大、廃棄削減も

2024/12/19

 環境配慮素材の使用、サプライチェーンのトレーサビリティー(履歴管理)を担保する認証の取得など、サステイナブルへの取り組みは海外のみならず、国内でも関心が高まっており、積極的な対応が求められている。【関連記事】《環...



V&Aジャパン、韓国向け生地販売で伸ばす 高密度織物などが支持

2024/12/18

 テキスタイルコンバーターのV&Aジャパン(大阪)が韓国で存在感を発揮している。スポーツやアウトドアアパレルへの生地輸出が主力で、韓国向けの販売数量は全社の55%以上。合繊が強みの韓国で、北陸産地など日本の...



《環境変化に対応するテキスタイル㊥》天然素材使いが多彩に

2024/12/18

 25~26年秋冬向けテキスタイルでは、天然繊維に注目が集まっている。11月に開かれたJFWジャパン・クリエーション2025、プレミアム・テキスタイル・ジャパン25秋冬で実施した来場者投票企画「ワッツネクスト・テキ...



タイの東レグループ 「ナノデザイン」設備を導入、開発拠点の位置付け高める

2024/12/17

 タイの東レグループは、足元の状況が堅調ながらもROIC(投下資本利益率)を重視した経営で事業の選択と集中を進める。「タイで他にはない付加価値品を作るため開発で仕掛ける」と複合紡糸技術「ナノデザイン」の設備を合繊糸...



《環境変化に対応するテキスタイル㊤》天然調合繊の人気が高まる

2024/12/17

 暖冬やビンテージのトレンドを受け、天然調合繊や天然繊維に注目が集まっている。25~26年秋冬向けテキスタイルは合繊や天然繊維特有の機能性で快適さを追求し、しわ感など表面変化でファッション性も加味した素材が良かった...



東京の内田染工場、海外に技術を広める 欧州やアジアから注目

2024/12/13

 東京で創業115年の内田染工場(文京区)は今年、欧州やアジアの合同展や期間限定店に参加し、新規開拓の手応えを得た。香港では染色技術を現地の消費者に実演して好評だった。「可能性を感じる一年だった」と内田光治代表取締...



23年度のペットボトルリサイクル 繊維向けは3万トン割れで過去最低

2024/12/13

 飲料・食品業界団体らで作るPETボトルリサイクル推進協議会は年次報告書をまとめ、23年度の結果を公表した。販売量に対する回収率は92.5%、リサイクル率は85%と高い割合を維持。一方、用途別で繊維向けは前年比35...