10月に東京都江戸川区の東京団地倉庫A棟に新物流拠点「湾岸センター」を開業しました。スペースの半分はほぼ確定するなど、予想以上に順調に推移しており、来年5~6月ごろには計画通り全てが埋まると思われます。狙い通り、得意分野である品質管理に対する期待が強いのが、お客様の入居の理由です。品質絵表示のルールが変更されたり、セレクトショップへの納品基準が厳しくなる中で、品質管理に関する問い合わせや相談が、特にセレクトショップ向けのベンダーや商社から増えています。
新センターでは品質管理や補修・修理などのQCサービスをさらに強化します。社外パートナー(修理加工会社)とも組み、アフター(顧客が購買した後の修理)の対応をします。来年1月にはJFW‐IFF展に出展します。当社のネット販売対応やシステム提案のほか、あまり知られていないジュエリーの修理機能への認知度も高める予定です。
ネット販売はシステム次第です。出荷は細かく手間が掛かります。アナログで回すと苦行になりますので、効率的にコストダウンを図るべきでしょう。来年は、人材確保にさらに力を入れ、拡大したセンターをしっかり回せる人材を育成する計画です。
(繊研新聞 2014/11/27付)