フランスのバッグブランド「ロンシャン」を販売するロンシャン・ジャパンは、15~16年秋冬の広告キャンペーンに出演するモデル、アレクサ・チャンと、アーティスティック・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌを東京に招き、新作披露とトークショーを行った。
アレクサ・チャンが同ブランドのキャンペーンモデルを務めるのは4シーズン目。ソフィ・ドゥラフォンテーヌは、「彼女はアイコニックな女性として活躍し、エレガントかつシックで、ポジティブな部分もロンシャンのイメージにぴったり」と評価。また、アレクサ・チャンは日本について「初めて訪れたのはCMの撮影で訪れた10代の頃。空港を降りたとたん、美しい服を着こなした人々を見て圧倒された」と印象を語った。
15~16年秋冬のコレクションは、80年代に活躍したデザイン集団、メンフィスグループにスポットをあてた。カラフルなグラフィックと素材のコンビネーションが特徴だ。会場では、ストリートアートの残るマイアミのウィンウッド地区で行われた広告ビジュアル撮影時のエピソードも披露した。
現在、ロンシャンの日本での展開は、直営店3店と、53の百貨店店舗、ECがあり、14年12月期売上高は前年比2ケタ増となっている。