ビギのレディスブランド「wb」は、秋立ち上がりのアウターとして、1枚仕立てのリバーシブルコート、冬はダウンコートを重点とした。
今年は特に前半戦でニットアウターを拡充し、秋立ち上がりのアウター需要に備える。防寒ウールコートはここ数年動きが鈍いため、鮮度のある軽アウターにシフトする。
秋イチ押しのコートはウール92%・ナイロン8%混ジャージーを使ったライトアウターで、縫い代のない二点千鳥始末で軽い仕上げにした。表と裏の2色の着こなしが楽しめる。変形トレンチ型とミドル丈ノーカラー型を用意し、ネイビーとブルー、グレーとライトグレーの2色。6万8000円。10月から販売する。
防寒の重点はドレッシーなファー付きのダウンだ。ポリエステルタフタを使い、襟のファーはレッキスラビットで、生地と同色に染めた。ブラック、グレーベージュの2色で、11万円。11月に投入する。
防寒用コートは例年12月以降の方が動きがよいため、立ち上がりの薄手コートで動きや気候の変化を見て、10月をめどに以降の冬のアウターの生産を調整していく。