存在感増す知多産地の機屋 取引先の要望に応える力を積み上げる

2025/01/21 06:27 更新有料会員限定


200台の小幅のシャトル織機を稼働させる新美。工場内に溶接室も構え、故障しても自前で部品を修復する

 愛知県尾張地方に位置する知多産地の機屋が存在感を高めている。厳しい環境下を生き抜くため、ノウハウの蓄積や設備投資で、市場の要求への対応力を積み上げ、生産量や売上高を伸ばしている。廃業した他産地の仕事を引き受ける先として浮上してきた。

(森田桃子)

 知多は泉州、遠州に並ぶ綿の三大産地。日本の中心に位置する地の利、「量が力」とする生産能力を強みとしてきた。

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