クロスCがスターバックスと共同出店

2015/06/10 14:56 更新


 レディス専門店のクロスカンパニーは今秋から、主力ブランド「アースミュージック&エコロジー」(アース)の郊外大型路面業態「リビングストア」でスターバックスコーヒージャパンと共同出店する。年間10店ペースで郊外路面店を開発、衣食住2専門店以上を核にした時間消費・新価値提案の新型ライフスタイルセンターを構築する。

 スターバックスとは、同一敷地内に両社の店を構える形。「成長立地は新興住宅エリアの郊外路面店」と考えるクロス側と方向性が一致して実現した。秋は2物件で共同出店が決定し、滋賀・長浜が9月上旬、石川・戸水は同中旬にオープンする予定。アースの売り場面積は約330平方㍍。

 飲食業と共同するに当たり、幅広い年齢層を取り込める時間消費・価値提案・地域密着型ライフスタイルセンター作りを積極化する。新興住宅・マンションが建ち、就学人口が増えるエリアをターゲットに、現在のNSC(近隣型ショッピングセンター)とは異なる顔ぶれで、ライフスタイルセンター開発を共同歩調で進めていく。

 スターバックスとの併設では、イベントも検討。また、路面店MDを今後2年でアパレル5割・雑貨5割の品揃えに変える。今はアパレルが8割だが、生活用品から食品まで開発して、雑貨で店内を巡る楽しさを追求する。雑貨・食品類を5割として見え方を変え、バラエティーストアへと進化させて地元に密着し、定期的な来店と買い上げ率向上を目指す。ゆくゆくはアース全体のMDにも反映していく。

(記事全文は繊研新聞11日付1面で=お申込はこちら



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