ディーアンドエー 40~50代に向け新ブランド

2017/05/09 06:25 更新


 ディーアンドエー(東京、高田憲男社長)は40~50代向けレディスブランド「アプローズ&コー・ニューヨーク」を販売する。今月に公式ECサイト及び、テレビ通販で販売を開始。今年秋は期間限定店を出し、本格出店の準備を進める。

 今の40~50代はバブル経済を経験した世代で、服にお金をかけることに若い世代より抵抗が少ない。また、子供が手を離れ、アクティブに行動したいという人が増えていることから、新ブランドを開発した。

 コーディネートにより、オフィス、ママ会、休日のショッピングにも使える着回しの利くデイリーウェアを提案する。フリルの着脱で丈の長さを調整できたり、透け感のある素材で、エレガントに女性らしさを演出する。ウエストがゴムのアイテムを多くし、カッティングやオーバーサイズで体形をカバーをする。中心価格はブラウスが9800円、スカートやワンピースが1万2800円、アウター2万円などで、価格に幅を持たせて買いやすい商品も揃える。

 商品の企画や、EC向けの撮影、テキストなどのコンテンツ制作は社内で行う。今月に自社ECサイトを開設し、商品の見せ方など内製の強みを生かし、SNS(交流サイト)でする拡散など、認知を広げる。10日にテレビ通販「ショップチャンネル」で販売する。秋には百貨店を軸に期間限定で出店し、消費者との接点を広げる。こうした取り組みで型数を増やし、「主力ブランドのティティー&コーに次ぐ柱」に育てていく。

オフィスからカジュアルまで着回しが利く「アプローズ&コー・ニューヨーク」


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