【知・トレンド】《データを読み解く》「女性限定サービス」が41%
女性ファン、女性観戦者の増加は、スポーツ界にとって大きな追い風だ。トレンダーズは、女性ファンが話題になっている「野球」「サッカー」「相撲」のプロスポーツに関する意識・実態調査を実施。観戦に行きたくなるポイントは、「女性限定のサービスがある」が最多の41%を占めた。
次いで「その地域のグルメやスイーツを楽しめる場所がある」が33%、「女性限定のグッズが販売される」が28%。観戦当日にかける費用は「食品・飲料」が多く、野球はビアガーデン代わりに利用。相撲の飲食費は平均2565円で、3スポーツの中で1位だった。
サッカーファンは56%が何らかのSNS(交流サイト)で情報発信しており、SNSのアクティブ率が一番高い。相撲はツイッター(32%)に次ぎインスタグラムでの情報発信が26%と高く、写真映えする雰囲気の親和性が高いとみる。新たにラグビー人気も加わり、女性のスポーツ観戦人口はますます増えそうだ。
■女性のスポーツ観戦に関する調査 過去1年以内に「野球」「サッカー」「相撲」の観戦に3回以上行っている16~40歳の女性300人が対象