中国企業、伊レビタスの株51%取得

2015/06/16 08:17 更新


(※注=●は上と下を上下に組み合わせた文字) 

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【上海支局】中国のメンズアパレルメーカー、●奴迪路服飾(広東省広州市)は、伊レビタスの株式51%を取得し、中国で「ダーク・ビッケンバーグ」ブランドのウエアなどを販売する。子会社の香港●奴迪路が、レビタスを傘下に置くゼイス・エクセラから株式を買収した。SINVからも株式を取得し、中国本土や香港、マカオ、台湾で店舗を開くほか、同ブランドのインターネット販売も強める予定だ。

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 今年から来年にかけて20の旗艦店、総面積約3000平方㍍を開く。17年からはオンライン・ツー・オフラインを狙ったEC(電子商取引)を始める。20年に売上高1億4500万元を上積みできるとしている。

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 ●奴迪路は08年12月に前身の伊獅路貿易から変更してスタート、12年2月に深セン証券取引所に上場した。14年の売上高は6億9992万元、営業利益2274万元、純利益1492万元。レビタスの14年売上高は3815万元、営業利益734万元、純利益549万元。

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●奴迪路服飾20拠点で販売 ゼイス、SINVは共に株式の24.5%

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 【ミラノ=高橋恵通信員】現地報道などによると、中国の●奴迪路服飾がレビタスの株式の51%を取得し、ダーク・ビッケンバーグは中国企業のものになる。レビタスは06年に設立し、同ブランドのデザイン、プロモーション、ライセンスを手掛ける会社で、ゼイス・エクセラグループの1社。ゼイス・エクセラから●奴迪路服飾への株式譲渡の対価は約4千万 ユーロ 。確実なオペレーションの完了は7月になる。

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 ●奴迪路服飾は、すでに同ブランドの営業販売パートナーであり、20拠点で展開している。しかし遠距離で、運営するには複雑すぎる市場。そのような理由で、中国で唯一のパートナー、そして同ブランドの共同所有者となるという?奴迪路服飾の提案を受け入れた。

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 ゼイス・エクセラの14年度の売上高は1億1千万 ユーロ 。SINVがこの1月に株式の一部を取得していたが、「ゼイス、SINV共に株式の24・5%を所有する」(マウリツィオ・ピッツーティゼイス・エクセラ社長兼CEO=最高経営責任者)。

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 ゼイス・エクセラは、靴メーカーとして創業。現在は靴以外にアパレル、リテールなどにも進出しており、ビッケンバーグ以外にも複数ブランドを所持。

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 SINVは、北イタリア・ベネト州にあるアパレルメーカー。アパレルと洋品のライセンス生産・販売を手掛ける。「アパレルも靴もイタリア生産を継続する」としている。



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