伊藤忠商事は16年春夏、デンマークブランド「アーバンエルク」から新レーベル「アーバンエルク・ティルプラス」を立ち上げる。デイリーウエア、キッチングッズ、ベッドリネンなどライフスタイル全般をカバーし、セレクトショップへの供給とともに、サブライセンシーの募集も開始する。
アーバンエルクは、06年にデンマーク・コペンハーゲンで創立された子供服ブランド。エルク(ヘラジカ)を中心に動物のグラフィックパターンを使用するほか、オーガニックコットンを用いるなど環境への配慮も重視している。09年に伊藤忠の繊維原料課が独占輸入販売権とライセンス製造・販売権を取得し、日本での取り扱いをスタートした。
今回、開発したアーバンエルク・ティルプラスでは、子供服にとどまらず、大人向けのウエアやライフスタイル全般のアイテムを供給する。全ての商品にオーガニックコットン、プレオーガニックコットンを使用するほか、エコロジー染色の「インクマックス」も活用するなど、繊維原料課ならではの原料へのこだわり、環境配慮も特徴とする。
参考小売価格は、プリントTシャツで4800~5800円、靴下で1500~2000円、エプロンで6000~8000円、ベッドシーツで5000~6000円。販路はセレクトショップなどを想定し、各アイテムのサブライセンシーを募っている。