J・プレス最高峰のメンズスーツが登場

2016/10/25 06:41 更新


 オンワード樫山は「J・プレス」の17年春夏物で、同ブランド最高峰グレードのメンズスーツを販売する。英国のアーサー・ハリソンとの取り組みで、オーストラリア・メリノエクストラファイン原料の中から高品質な部分のみを使用した糸「ヨークシャー・ノーブル・ベール」を活用。縫製も手縫い工程やアイロンワークによるくせ取りを駆使することで、丸みのある立体感、やわらかで軽い着心地を実現した。価格は17年春夏のJ・プレスのメンズスーツで最も高価となる13万円に設定している。

 最高峰グレードのスーツを企画したのは、J・プレスが進める上質スーツ強化の一環。この間、8万円以上のスーツの提案を強めており、「生地も最高、縫製も最高のスーツを投入し、J・プレスの顔にしたい」と開発にこぎつけた。素材は、継続的なアーサー・ハリソンとの取り組みの中から高品質な原料の使用が可能となり、仕立ては、長年、技術指導を行ってきた協力工場で、少数精鋭の熟練職人による新たなチームを結成し、縫製ラインを構築した。

丸みのある立体感、やわらかで軽い着心地を実現


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