菅公学生服(岡山市、尾崎茂社長)とストライプインターナショナル(同、石川康晴社長)は6日、協業事業および社会貢献活動に関するパートナーシップ契約を結んだと発表した。女子学生向け新ブランドで、学校指定制服、制服関連自由購入商品の企画販売を実施するとともに、共同で学校向けキャリア教育プログラムの提供・支援も計画する。指定服、自由購入商品どちらも、これまでにない色使いやデザインを盛り込み、学生をはじめとした学校業界に新しい楽しみ方を提供する。
菅公学生服は学校指定制服「カンコー・アースミュージック&エコロジー」で、同社が強みとする品質や機能に加え、ストライプ監修でフェミニン、ナチュラル、アートをキーワードにした企画をセールスポイントにする。販売先は学校ごとの指定販売店で、今年5月から営業活動を開始し、18年春の新入学採用を目指す。売り上げは3年間で2億円規模、学校数は15を目標にする。価格は既存商品とそれほど変わらないとしている。
ストライプは制服関連自由購入商品「アースミュージック&エコロジー・カンコーレーベル」で、学生が着たいガーリッシュな自由服を、菅公が持つ独自の技術に基づきながら打ち出す。16年9月から全国に2店あるカンコーショップや、ストライプのECサイトで販売する。初年度は1億円の売り上げを計画する。価格はコート1万円、ニット5000円など。