「ケンゾー」 クリエイティブディレクターが退任

2019/06/18 06:25 更新


 【パリ=松井孝予通信員】仏LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンの傘下メゾン「ケンゾー」のクリエイティブディレクター、ウンベルト・レオンとキャロル・リムが7月1日付で退任する。6月23日にパリで発表される20年春夏が最後のコレクションとなる。

 2人は退任後、自分たちが運営する「オープニングセレモニー」に専念する。後任はまだ発表されていない。レオンとリムは11年夏、同職に就任。翌年、アーカイブから再解釈したトラのTシャツがヒット。「ヴァンス」「H&M」との協業で新しいジェネレーションを引きつけた。

 ケンゾーのシルヴィー・コリンCEO(最高経営責任者)は「2人はコレクションだけでなく、大変革新的なアプローチで豊かな体験と現代性を創造する特別な才能を持っている」と称賛し、新しい出発を祝福した。



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