パンクに刷新、リーバイス505C

2016/07/01 06:58 更新


 リーバイ・ストラウスジャパンは、細身のジーンズ「505」にパンクロックの要素を加えた「505C」を16~17年秋冬に発売する。

 1967年に誕生した505は、パンクロックミュージックのアイコンとして米東海岸でブレークした。71年にローリング・ストーンズのアルバム「スティッキー・フィンガーズ」のカバーに登場し、70年代には米国のロックバンドのラモーンズが、80年代にはニューヨークのバンドのブロンディが自分なりにリメイクしてはくなど、ロックシーンで愛用されるジーンズとして知られるようになった。日本でも有名なアーティストらが再評価し、90年代後半から00年代にかけて、原宿カルチャーを象徴するアイテムとして人気を呼んだ。

 今回のリニューアルでは、股上が深くボックス型の膝から上のシルエットはそのままに、膝から下をすとんとスリムにした。505はもともと細身のスタイルだが、さらにスリムにした感じだ。パンクロックのシーンをイメージして破れなどのダメージ加工したものをキーアイテムに、ブラックデニムやストレッチ性のあるものも出す。ストレッチデニムでも綿100%のような生地感にした。

 メンズが7色(うちセルビッジが3色)、レディス5色。1万1000~1万8000円。22日からリーバイスストア、ECで販売する。発売を記念してラモーンズのビジュアルを店内に掲げる予定。



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