マリメッコ、モード色強めアイテム増

2016/07/05 06:25 更新


 ルックはフィンランドのライフスタイルブランド「マリメッコ」のウェアの販売に力を入れる。16~17年秋冬、服だけでなく靴やバッグなどのアイテムの幅も広げ、従来の顧客に加えて新しい客層にもアピールする。

 16年春夏物からクリエイティブディレクターのアンナ・ターネルが本格的にディレクションを手掛けており、ウェアはぐっとモードなテイストが強まった。ウェアのコアアイテムであるワンピースを中心に、働く女性を意識してブラウスとスカートなどのスタイリング提案も増やす。ワンピースも従来のAラインではなく、ドレープのあるシルエットを軸に都会的で洗練された雰囲気を加えている。

 バッグは従来、ナチュラルなテイストのキャンバス地が多かったが、本革を組み合わせたり、本革製の無地のトートバッグ(7万4000円)も作った。定番のナイロンリュックは人気で売り切れが続いたが、安定供給できる体制が整い、シーズンカラーを加えて販売を強化する。

 16年春夏物から靴も加わり、今秋冬物では本革製のバブーシュ(4万8000円)やアンクルストラップのパンプス(5万7000円)などを揃える。トータルコーディネートを意識してアイテムの幅を広げており、16年春夏からアイウェア(中心価格2万3000~2万7000円)も出している。



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