渋谷109がSNS映えする20ブランドの水着売り場

2017/07/20 04:25 更新


水着にとどまらない夏のリゾートアイテムを幅広く揃える。今回は渋谷109が出店ブランドを選定

 SHIBUYA109エンタテイメント(東京、木村知郎社長)は14日、渋谷109地下2階の期間限定店ゾーン「イマダ・マーケット」の第3弾企画として、「ビーチ&トラベル」をテーマにしたショップ「サマージェニック」をオープンした。8月27日まで開設する。

 これまでは渋谷109が設定したテーマに沿いながら、雑誌社や通販サイト運営企業が出店ブランドを選定していたが、今回は渋谷109が選定した。店全体の運営はこれまでと同様、販売代行のマインドスクエアが行う。

 「単なる水着の催事ではなく、ビーチや夏のリゾート、トラベルシーンに対応する幅広いアイテムを揃え、109らしいライフスタイルを提案する」のがコンセプト。「SNS(交流サイト)映えする」約20ブランドを揃えた。

 水着・レディスウェア「トゥ・ザ・シー」、デニム生地を中心としたリメイクのバッグ「ティーエムスマイル」、ラウンドタオル主力のオーストラリアのビーチインテリアブランド「ザ・ビーチピープル」、ハワイのビーチサンダル「ローカルズ」などのほか、「ミネトンカ」のシューズや「ビルケンシュトック」のサンダルもある。

 女性向けに旅行やカメラの情報を掲載している雑誌『GENIC』(ジェニック)がSNSで話題になっているアクションカメラを展示。同誌に登場する女性プロトラベラーによるワークショップも期間中に行う。同誌のプロトラベラーで、人気インフルエンサーのHARUE氏の水着・雑貨ブランド「リリアングレイス」も初めて実店舗に出た。

 また、シリアの内戦で苦しんでいる女性約90人が作ったバッグ・アクセサリー「アイ・ラブ・シリア」がファッションビルに初めて出店。女性たちの自立支援のため、売り上げの一部を寄付する。

 イマダ・マーケットは「〝未(いま)だ〟世に出ていない個人やブランド」のインキュベーション(ふ化)と館の発信力強化を主目的とし、4月28日に開設した。店舗面積は約135平方㍍。

 実店舗の場を提供するだけでなく、EC企業のイロヤと組み、渋谷109、イロヤの通販サイトで同時販売できる仕組みも整えた。「第1弾、第2弾企画を通して、売り場作りを含めて徐々に運営のノウハウが積み上がっている。今後、精度を高めていきたい」(木村社長)という。






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