ユナイテッドアローズ「ナイスウェザー」 エチカ表参道に都内初の常設店

2025/11/25 17:00 更新NEW!


トレンドのコスメや雑貨、服を揃え、駅利用者のリピーターをつかむ考えだ

 ユナイテッドアローズは11月21日、韓国ブランド「ナイスウェザー」の都内初の常設店を東京メトロ表参道駅の商業施設エチカ表参道にオープンした。服や雑貨、化粧品を〝コンビニ感覚で気軽に買える〟というコンセプトを生かし、駅ナカ立地で集客を狙う。

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 「ナイスウェザーエチカ表参道店」の売り場面積は約60平方メートル。L字型のレジカウンターを設置し、店内だけでなく、外からも買い物がしやすい動線を作った。雑貨と服が主力だが、韓国ブランドのリップやハンドクリームなどの化粧品を強化した。毎日駅を利用する客をリピーターとして取り込みたい考え。

L字のレジカウンターは外からも購入しやすい構造

 ユナイテッドアローズが企画したユニセックスのダウンジャケットやワイドジーンズなど、ストリートテイストのウェアも充実した。期間限定店で好評だったロゴ入りトートバッグは、色や柄を大幅に増やした。仕入れはサングラス、キャップ、スニーカーなどを提案する。

 今後も数店舗の出店を予定している。今回のような狭小スペースのコンビニ型から、中型規模のファッションビル・駅ビルまで、立地に合わせて品揃えを調整しながら広げる考え。

 ナイスウェザーは韓国で20年にスタートした。ユナイテッドアローズは国内独占販売権とライセンス権を取得し、4月に大阪・阪急うめだ本店に1号店を出した。

左から繩手慎也ユナイテッドアローズBY本部NW課課長、キム・サンソンCNP・NWジェネラルマネジャー、ロ・スンフンCNP社長、佐藤剛ユナイテッドアローズ新規事業開発室室長、シン・ドンミンCNP室長


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