TSIホールディングスグループのジャックの子会社、スタージョイナス(静岡市)は10日、スニーカー主力専門店「アンディフィーテッド」を横浜ビブレに出店した。同店は米ロサンゼルスに本拠を置くショップで日本では5店目。商業施設内では静岡パルコに続く2店目。
店舗面積は約79平方㍍。スニーカーは「ナイキ」「アディダス」「プーマ」「アシックス」「ヴァンズ」「コンバース」の人気モデルを限定商品や協業商品を含めて揃える。また、「トータルコーディネート提案を進める」(赤堀丈取締役)狙いでアパレルを強化。オリジナルのTシャツ(5000~6000円)やスエットシャツ(1万2000円前後)を中心に、商品構成比を他店の2倍以上にあたる40%に高めた。他店と同様、店限定デザインの商品も販売する。内装は米国の店舗と共通の最新デザインで、商業施設内店舗では初めてショップイメージを打ち出すためのモニターを店内に設置した。
同社はTSIの資金力とジャックが運営する「ステューシー」で培ったノウハウを生かし、同業態の出店を積極化している。今年は大阪・南堀江と那覇市に路面店を開設した。横浜ビブレへの出店は「路面店では十分に取り込み切れていない女性客を中心に、幅広い客層を獲得する」狙い。今後、ウイメンズモデルも順次拡大する。