ピックアップニュース

23年衣料品消費市場 数量減も金額は3年連続で増加

2024/10/23

 繊研新聞社が推定した23年の日本の衣料品消費市場の規模は、金額ベースでは3年連続で増加し、コロナ禍前の水準に近づいた。数量ベースでは前年より減少し、40億点割れが続いた。背景には円安の進行で服の平均価格が上昇して...

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ヴィクトリアズシークレット 6年ぶりにファッションショーを開催

2024/10/23

 「うまい落としどころを見つけたな」――10月15日、ヴィクトリアズシークレットが6年ぶりに開催したファッションショーを見てそう思った。かつてスーパーモデルをずらりと並べ、ショーのチケットは「プラチナチケット」と言...



子供服のマーキーズ 売上高、利益ともに過去最高を更新

2024/10/23

 子供服専門店のマーキーズ (堺市)の好調が続いている。前期(24年7月期)は売上高、利益ともに過去最高を更新。売上高は前期比25%増の64億2100万円と高い成長率を維持した。積極的な出店に加え、既存店も2ケタ増...



アフターコロナのNYリテール事情⑧ 参入が相次いだDtoCの実情

2024/10/22

 連載の最終回はパンデミック(世界的大流行)前に最も勢いのあったDtoC(消費者直販)の現状を紹介します。【関連記事】アフターコロナのNYリテール事情⑦ リモートワークが促すサードプレイスの進化VCマネーに頼らず ...



アウトドア各社 ケアサービスは「メーカーの使命」 製品の長期使用を促す

2024/10/22

 アウトドアメーカー各社が、リペアサービスやメンテナンスの啓発活動、中古品販売などを強化している。製品の長期使用を促し、環境インパクトを減らす。「愛着あるウェアを長く着続けたい」というニーズに応え、ブランドへの信頼...



《池西美知子さんに聞く25~26年秋冬テキスタイルキーワード㊤》今必要なのは創造性

2024/10/22

 クリエイティブマインドが覚醒する時――国際見本市のプルミエール・ヴィジョン(PV)トレンド協議会で日本代表委員を務める池西美知子さんは、そう語る。この数年、過剰生産や大量消費を見直す動きが日本でも活発になり、サス...



《決算発表から》チヨダ町野雅俊社長 ハンズフリー靴の広がりは想像以上

2024/10/22

 「今後は靴事業に集中し、企業価値の向上を図る」と話す。同社はアパレル子会社のマックハウスを支援し続けてきたが、「ジーンズをはじめとするカジュアルウェアの市況環境は厳しく、業績回復には至らなかった」として、TOB(...



【記者の目】次に狙うべき市場はどこ? 有力アパレルや商社の海外戦略から考える

2024/10/21

 国連によると世界の人口は2080年半ばごろまで増え続け、現在の82億人から103億人ほどになる見通しだ。人口動態が変われば市場も変わる。人口が減っていく日本を飛び出し、世界に打って出るとすれば、どの市場を狙えば成...



グローバル大手小売りの直近四半期決算 ファストリの好調際立つ

2024/10/21

 グローバル大手小売りの直近四半期決算は、ファーストリテイリングが2ケタの増収増益となり、インディテックスも増収増益を維持した。H&Mは夏物商戦の立ち上がりが不調で減収、販売・管理費もかさみ、減益を強いられた。(柏...



ANAP、事業再生を本格化 26年に黒字化目指す

2024/10/21

 レディスカジュアルウェア販売のANAPが、事業再生を本格化させる。ネットプライス事業再生合同会社への第三者割当などで、総額20億円を超える資金を調達する。事業再生ADRの期限である26年8月期の黒字化を目指す。 ...