連載

事業承継と世界旅行⑥ 「伝統」って何だと思います?

2024/07/09

 渡米準備(主にビザの申請準備)を始めて1年が経つ頃でした。突然、原山織物工場の社長が亡くなってしまいます。私と一つしか歳も違わず、とても真面目で仕事熱心な社長が、年老いた母を残して先立ってしまいました。【関連記事...

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繊維企業のウェアラブル事業を追う③ ミツフジ  成約数が飛躍的に拡大

2024/07/09

 「1社当たり数万規模の成約が取れるようになってきた」というミツフジ。同社のスマートウォッチ「ミツフジ03」は、建設業、製造業を中心にユーザー数が飛躍的に拡大している。健康経営、職場の安全管理という観点で、従業員の...



《商品提案力の磨き方①》あり物のハウツーでは改善できず

2024/07/09

 実店舗に客が戻る中、販売員の商品提案力はどこにとっても最重要課題の一つだ。多くの企業は、接客ハウツーを材料とした研修を行っているが、実際、そんな研修を重ねても商品提案力が大きく改善することはない。なぜか。商品提案...



《シーズンMDを見直すメンズブランド⑥》「アールイーメイドイントウキョウジャパン」 追加生産を重ね長い夏にヒット

2024/07/08

 ベーシックなカットソーアイテムを得意とするメンズブランド「アールイーメイドイントウキョウジャパン」(会社名はアールイークロージング)はここ数年、販売期間(3~9月)が長くなる暑い夏に、定番のドレスTシャツが力を発...



【軌跡】《世界で愛されるプリント柄 リバティ・ファブリック㊤》日本への憧れから始まった歴史

2024/07/08

 繊細な小花柄が世代を超えて愛されている英リバティ社のプリント。日本では1970年代から販売を始め、日本の商流や需要に合わせた独自の素材開発や国内生産で支持されてきた。テキスタイルの印象が強いリバティ社だが、祖業は...



欧州メンズスナップ㊦ 共通項はウエスタン 裏トレンドはパンダ

2024/07/05

 25年春夏欧州メンズ・ファッションウィークは、いつも以上に会場周辺に集う人たちのおしゃれ合戦が盛んだった。テーラーリングからカジュアルまで様々なスタイルが広がった。【関連記事】欧州メンズスナップ㊤ フィレンツェは...



《シーズンMDを見直すメンズブランド⑤》米富繊維 脱・秋冬偏重へサマーニット充実

2024/07/05

 山形県のニットメーカー、米富繊維は気候変動による長い夏・酷暑に対応し、24年春夏からメンズ・レディス対象のオリジナルブランド「コーヘン」をはじめ、「ヨネトミニューベーシック」などで、サマーニットを拡充した。この流...



繊維企業のウェアラブル事業を追う② 東レ 医療現場で示した有用性

2024/07/05

 東レは、機能素材「ヒトエ」を用いたウェアラブルシステムで医療用途の開拓を強化している。ヒトエで測定した心電図は医師の診断に使われ始めた。昨年には特定臨床研究の結果が論文で公表され、今後の引き合いが増えそうだ。【関...



欧州メンズスナップ㊤ フィレンツェはダブルブレスト、パリはストリート

2024/07/04

 25年春夏欧州メンズ・ファッションウィークに見るスナップトレンドは、地域の特性がはっきり出た。ロンドンはジェンダーフリー、ピッティ・イマージネ・ウオモ(フィレンツェ)はテーラーリング、パリはストリートが強かった。...



繊維企業のウェアラブル事業を追う① “スマートウェア”はどうなった?

2024/07/04

 〝スマートウェア〟という言葉を覚えているだろうか。導電性を備えた繊維やフィルム、塗料を主に用いたセンシング技術で開発された、服型のウェアラブル商品を指す。繊維メーカーが固有の技術を活用し、ウェアラブル商品を想定し...