《視点》コミュニケーションの手段
2019/02/26
先日、取材した年商1億円のミセス専門店は、お客への電話を大事にしているそうだ。数千人の顧客を持ち、客の好みに応じてLINEや電話などで連絡を入れるのだが、「コミュニケーションの手段で一番いいのは会うこと。2番目は...
2019/02/26
先日、取材した年商1億円のミセス専門店は、お客への電話を大事にしているそうだ。数千人の顧客を持ち、客の好みに応じてLINEや電話などで連絡を入れるのだが、「コミュニケーションの手段で一番いいのは会うこと。2番目は...
海外市場に活路を見いだす新進ブランドが増えている。ECの影響で地方の個店など国内の卸し先が縮む半面、一昔前と違い、インスタグラムなどSNSの定着によって簡単に世界とつながれるようになった。これが海外進出を後押しし...
リアル店舗の価値向上策が広がり始めている。商業施設では、カフェの増設やフードホールのような新たな飲食ゾーンの充実など「食」の強化が進む。イベントスペースの新設も相次ぐ。これまでにない商品の期間限定販売だけでなく、...
自宅周辺の環境がどんどん変わっている。文化住宅や銭湯がいくつもあり、昭和の匂いがする街並みが個人的に気に入っていた。 だが、昨年の大型台風による被災が後押しするように、こうした建物の取り壊しが進み、駐車場や新築の...
「社内メールでの伝達事項や文書の配信がやたらと増えた」。ある企業に勤める知人が苦笑する。 その会社は最近、ウェブで各種届け出やスケジュール管理、情報共有などを行うグループウェアを導入した。紙の届け出などの作業を減...
最近、仕事やプライベートで大阪を訪れることが増えた。街へ出かける度に感じるのは、とにかく人懐っこい販売員が多いこと。商品を見ていると、すかさずやって来て話しかけてくる。しかもそれが押しつけがましくなく、すっと自然...
先の連休、大寒波が到来した北海道。ちょうど訪れていたのだが、零下10度、20度と聞いても、関西人の記者を含め、暖地に住む者にはピンと来ない。ただ、地元の人が「これは本当に寒い」と言うのだから、やはり記録的な寒波な...
「ある種の高揚感が生まれるだろう。それを大事にしたい」。大手小売業のトップは19年の追い風の一つに新天皇の即位を挙げる。それが消費にどんな影響があるか実際は分からないが、統計の不正で怪しくなった実感のない好景気が...
この時期、メンズ専門店の売り場を取材すると、決まって「年明けのセールがぱっとしなかった」という話を聞く。理由の一つは、セレクトショップなどでは、前年の12月から実施する会員向けセールでめぼしい冬物が売れてしまった...
大学進学のため記者が上京した30年前は東京への憧れが強かった。就職しても地元に戻るつもりはなかった。だが、今の学生は東京だけに就職先を求めているわけではない。規模の大小は関係なく、個性的なローカル企業に魅力を感じ...