コラム

《めてみみ》変化についていく商社の強さ

2025/01/23

 再び米国大統領に就任したドナルド・トランプ氏。「アメリカ第一主義」を掲げ、高い関税を課す考えを示し、WHO(世界保健機関)からの脱退を表明した。地球温暖化対策の国際的枠組みである「パリ協定」からの離脱も決め、化石...

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《視点》誠実な物作り

2025/01/23

 昨年に続き、今年も人材難は共通課題だ。アパレルメーカーや小売業だけでなく、製造業の間でも人材は欠かせないキーワードになっている。 先日、あるレディスブランドを取材した時のこと。国内の物作りにこだわっているのだが、...



《私のビジネス日記帳》音楽とファッションと シップス代表取締役社長 原裕章

2025/01/22

 24年5月に私が経営のバトンを引き継いだシップスは、渋谷道玄坂に「ミウラ&サンズ」を出店した1975年を起点として、25年で50周年を迎えます。創業翌年の1976年は、建国200年を迎えたアメリカから、西海岸をは...



《めてみみ》眼中にない

2025/01/22

 野球殿堂入りを果たしたイチローさんが、各地の高校野球部を巡り、球児たちに指導をしている。ある県の私立強豪校をライバル視する県立高校をイチローさんが訪れた動画を先日視聴した。練習を一通り見たあと、生徒たちに対して彼...



《視点》オフィスの行方

2025/01/22

 先日、ラース・ツンビョルクというスウェーデン人フォトグラファーの代表的な写真集を購入した。タイトルは『オフィス』で、その名の通り、ストックホルム、ニューヨーク、東京のオフィスを5年間にわたって撮影した写真で構成さ...



《めてみみ》経験をデータで補う

2025/01/21

 大手百貨店のある経営者は「私が入社した頃、配属希望はファッションが7~8割を占めていた」と振り返る。今はその比率が逆転して「多くて2~3割だろう」という。婦人・紳士服のバイヤー・セールスが、花形から遠ざかる流れが...



《視点》フェアトレードは当たり前

2025/01/21

 毎年、バレンタインデーが近づくと、SNSで必ず目にする写真がある。アフリカの農園で、痩せた子供が歯を食いしばって重いカカオの実を運んでいる姿を写した一枚だ。イベントに浮かれる人を揶揄(やゆ)する文脈で投稿されてい...



《めてみみ》今こそ「KDD」

2025/01/20

 今日1月20日は二十四節気の大寒。「冷気が極まって、最も寒くなる」とされる。これを過ぎると春へ向かって徐々に暖かくなるが、最近の異常気象で季節外れの寒波や暑さも〝日常〟となったような気がする。 繊維・ファッション...



《めてみみ》新たな旅立ち

2025/01/17

 「可愛い子には旅をさせよ」とはよく言ったもので、旅は人を成長させるきっかけにあふれている。総務省によれば06年生まれの新成人(18歳)は109万人。それぞれ新たな旅立ちを迎えている。今までの自分の世界から飛び立ち...



《視点》メイド・イン・USA

2025/01/17

 米国最大の小売業ウォルマートが、Tシャツやスウェットで、綿花から縫製まで「米国生産」を本格導入する。発注先は、12年前にスタートしたアメリカンジャイアント社。 同社は、「チャンピオン」のスウェットシャツを作る工場...