コラム

《めてみみ》風の時代

2024/01/10

 日本での年末年始に中国事業関係者や元赴任者との集まりで、「風の時代」の話題が出た。風の時代とは西洋占星術による時勢予測。以前は「土の時代」で土地や資本を所有する物質主義だったが、20年から仲間や共有といった見えな...

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《めてみみ》一番の復興支援

2024/01/09

 年が明けたばかりの日本を大きな地震が襲った。記者の帰省先の関西でもスマートフォンの警報音が鳴り響き、平衡感覚を失いそうなゆっくりした揺れを感じた。テレビの臨時ニュースは津波への警戒を呼びかけるが、正月は報道機関の...



《視点》ディズニーランドのように

2024/01/09

 全てを天候要因には出来ないが、異常な残暑などファッションは天候に左右される部分が大きいのも事実。年々、以前のようなMDが通じなくなっている。 気候に翻弄(ほんろう)されるのではなく、店頭で〝感動〟を提供することで...



《めてみみ》あいまいな10年間

2024/01/05

 24~25年秋冬メンズファッションウィークが間もなく欧州で始まる。新年でもあり、この10年のメンズファッションを振り返ってみた。そうすると意外なことに、鮮明に記憶に残るショーが少ない。今でも強烈に覚えているメンズ...



《視点》ついでに…

2024/01/05

 所用である街を訪れた際、「ついでに…」と立ち寄ったコーヒー店で素敵な食器が出てきた。聞けば、近くの店で売っているという。言われるがままに行くと、その店でも近所の観光スポットをお勧めされ、あれよあれよと街中を歩き回...



《めてみみ》「人的資本」の時代

2024/01/04

 昨年は物価高や気温の乱高下はあったものの、消費は総じて活発だった。都心の百貨店・SCの年末商戦は、かなりのにぎわいぶり。結果発表はこれからだが、おそらく12月単月の売上高は多くの施設がコロナ禍前を上回ったのではな...



《視点》スポーツの盛り上がり

2024/01/04

 23年は例年になくスポーツが盛り上がった年だったように思う。3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本優勝から始まり、ワールドカップではバスケットボール、ラグビーなど日本選手の活躍が目立った。特に野球...



《めてみみ》時間の価値

2024/01/01

 「速く、速く」。幼い子に、何度言ったことだろう。親の都合で急がせては、気が滅入ったりもしたものだ。現在進行形で子育て中の方々も、少しはゆったりと正月を過ごしておられますように。 とかく大人の世界は忙しい。かつて、...



《めてみみ》課題に立ち向かう

2023/12/28

 経済産業省の伊吹英明製造産業局長、日本ショッピングセンター協会の清野智会長が来年元日付のインタビューで、業界が直面する課題に「人手不足対策」を真っ先に挙げた。 伊吹局長は国内繊維業界について、「コロナ禍から脱した...



《視点》三が日休業

2023/12/28

 百貨店の初売りは、都内では2日からが多いようだ。西武池袋本店、渋谷店のように元日から営業する店舗もあるが、1日は休業するのが一般的。一方、大手スーパーは元日営業を行う店が多いなか、コロナ下で導入した三が日休業が定...