コラム

《視点》トレンドは占いと癒やし

2023/05/10

 ここのがっこう受講生による展覧会を見てきた。舞台は山梨・富士吉田。織物の産地である街全体に、学生たちの自由な表現が散りばめられた。表現方法は幅広く、ファッションとは何かを考えさせられた。感情に訴えるものは全てファ...

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《めてみみ》百貨店で“ラン活”

2023/05/09

 ゴールデンウィーク(GW)は駅や空港が混雑し、各地でコロナ禍前のにぎわいを取り戻した。遠出のレジャーを楽しむ一方、家族でゆっくり過ごす人も少なくない。都内百貨店では親子3世代や家族での来店が多かった。 それを反映...



《視点》ショッパーの余韻

2023/05/09

 新しい眼鏡を買った。仕事の日は着けられないようなへんてこな形だ。特殊なレンズの加工が必要だったため、後日取りに行くと、保冷機能が付いたバッグに入れて渡してくれた。新しくなったショッパーで、「よかったらお弁当入れに...



《めてみみ》「国貨」時代

2023/05/08

 中国は「国貨」時代といわれている。国貨とは国産品のことで、中国生産を指す。ひと昔前まで中国は欧米や日本製を好む人が多かったが、若い世代は輸入品へ憧れを抱くこともなく、品質の上がった中国産を良しとして選ぶ傾向が強ま...



《めてみみ》従業員のマスク

2023/05/02

 新型コロナウイルス感染症の位置づけが5月8日、季節性インフルエンザと同じ5類になる。規制がほぼなくなり、感染症対策は事業者の自主的判断に委ねられる。マスク着用が3月13日から個人判断になったが、大手小売業の多くが...



《めてみみ》出店戦略は慎重

2023/05/01

 コロナ禍で大きな打撃を受けた大手紳士服専門店も今春の売り上げは回復してきた。ヤマ場の就活やフレッシャーズ商戦が堅調だった。リモートワーク中心だったのが、出社が増えたことで、スーツ離れが加速したビジネスマンの需要も...



《めてみみ》地方都市の“買い場”

2023/04/28

 全都道府県に店を持つファッション関連ブランドはどれぐらいあるのだろう。50以上の店舗数があっても首都圏や関西など大都市のみの方がはるかに多いと思う。世界に店舗を構えるグローバルブランドや著名なセレクトショップ、デ...



《視点》ブランド運営

2023/04/28

 渡航制限が緩和されて以降、来日するファッション関係者がぐっと増えた。海外ジュエラーの本国CEO(最高経営責任者)にも、何度かインタビューする機会があった。 たまたま、この10年ほどの間に同じコングロマリットの傘下...



《めてみみ》技能実習制度の廃止

2023/04/27

 政府は外国人労働者に関する制度を大幅に見直す。有識者会議で、外国人技能実習制度を廃止し、実習生の監理団体や技能実習機構などを維持した上で、「人材確保と人材育成を目的とした新たな制度を創設する」ことを提言。さらに、...



《視点》共通認識

2023/04/27

 「一番の違いは店も含めて共通認識ができていること」とイオンリテールの小田嶋淳子執行役員衣料本部長。 同社は従来の年齢別からシーン別に衣料品の分類を変えようとしているが、衣料品改革はこれまでなかなか成果が出たとはい...