宮沢香奈

(みやざわ・かな)フリーランスライター/コラムニスト。セレクトショップのプレス、フランドティレクターなどを経て、フリーランスでPR事業をスタート。後にライターとして執筆活動を開始する。2014年に東京からべルリへと拠点を移し、ヨーロッパを中心とした現地のカルチャー情報を多くの媒体にて執筆中。現在、繊研新聞、Qetic, VOGUE, WWD Beauty, men's FUDGEなどで連載を持ち、アクティビティーコマースBANANAにて現地ガイドも担当する。

9年ぶりの日本の夏で風情を味わう(宮沢香奈)

2023/07/21

新年に3年ぶりに一時帰国したのも束の間、闘病中だった父の容態が悪化し、5月末に再び日本に帰ってきた。残念ながらそのまま最期を迎えることになってしまったが、そばにいれたことは本当に良かったと思う。≫≫宮沢香奈の過去の...

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現金主義だったドイツのデジタル化におけるメリットとデメリット(宮沢香奈)

2023/06/09

ドイツ在住の日本人の半数以上が持っていると言っても過言ではないのがネットバンク「N26」だ。2013年にベルリンで設立されたスタートアップだが、ドイツだけに限らず、オーストリア、イタリア、スペインなどをはじめとする...



琉球舞踊とハンマーダルシマー、そして、書道。アジアの伝統文化が交差する一夜。(宮沢香奈)

2023/04/28

ベルリンのクロイツベルク区に位置する「フォイエルレ・コレクション(The Feuerie Collection)」(以下、フォイエルレ)の魅力についてはこれまで何度も記事にしてきたが、個人的にも大好きなミュージアム...



ドイツの老舗ブランド「CLOSED」がハンブルク美術館とのコラボラインを発表(宮沢香奈)

2023/03/28

ドイツ・ハンブルクに拠点を構える「クローズド(CLOSED)」は、1976年にデニムブランドとしてスタートし、のちに、デニム以外の衣類、靴やバッグといった小物も含むアパレルラインをスタートし、ドイツをはじめとするヨ...



エンターテイメントで溢れる東京、グローバルな活動拠点に最適なベルリン(宮沢香奈)

2023/02/27

前回、日本の100%マスクと黙〇〇シリーズに慄き、それについての記事を書いた。思いの外反響があったことにも驚いたが、自分で考えて正しいと思う行動をしている人も多いことを知った。それ以前に多忙を極める東京の人たちはマ...



マスク着用義務が終焉を迎えるベルリンから、ほぼマスク着用の日本へ。(宮沢香奈)

2023/01/23

前回帰国したのは2019年の終わり、まさにコロナが世界を蝕み始めた頃。そこから3年、ようやく念願の帰国を果たすことができたが、ほぼマスクなしのベルリン生活から、ほぼマスクをせざる得ない地元長野での生活は慣れるまでか...



日本の伝統文化“海女”を描いた舞台がベルリンで公演(宮沢香奈)

2022/12/23

雪が舞う11月、ウェディング地区に位置するシアターUferstudioにて公演されていた舞台「AMA-Perlentaucherin」を観に行った。同作は、三重県で代々受け継がれてきた海女という伝統的な文化にスポッ...



ベルリンのショールームで発見、才能溢れるウクライナ人デザイナー(宮沢香奈)

2022/11/29

10月末、ミッテ地区に位置するギャラリーにて、ベルリン拠点のサステナブルなブランドを中心に取り扱うショールーム“compose PR”がグループエキシビジョンを開催した。ランジェリーブランドやウクライナ人デザイナー...



インフレはいつまで続くのか?ドイツの厳しい現状(宮沢香奈)

2022/10/28

ドイツが1951年以来の高いインフレ率を記録している。このようなニュースがいろんなメディアで飛び交い、実際、私たちの生活にも影響を与えている。中でも最も高騰したのが天然ガスだ。現時点ですでに3倍以上も上昇している。...



ベルリンの防空壕跡地のギャラリーで「SF1OG」が2023春夏コレクションを発表(宮沢香奈)

2022/09/30

 9月上旬「ベルリン・ファッション・ウィーク」が開催された。メルセデス・ベンツ主催によるランウェイショーやエキシビジョン、イベントなどがメインとなるが、今回はそのほとんどに参加することができず、行く予定だったウクラ...