素材・製造・商社

スタイレム瀧定大阪、独自のスポーツ素材開発に力 登山やマリンへ拡販

2024/07/10

 スタイレム瀧定大阪は、スポーツ・アウトドア分野に向けた独自の機能素材開発に力を入れている。21年に立ち上げたm.o.v.e.室が中心となり、開発、販売を強めている。用途はゴルフウェア向けが多いが、「市場が限られる...

もっとみる



繊維企業のウェアラブル事業を追う③ ミツフジ  成約数が飛躍的に拡大

2024/07/09

 「1社当たり数万規模の成約が取れるようになってきた」というミツフジ。同社のスマートウォッチ「ミツフジ03」は、建設業、製造業を中心にユーザー数が飛躍的に拡大している。健康経営、職場の安全管理という観点で、従業員の...



PVパリ25~26年秋冬出展の日本企業 〝ほかに無い〟で存在感

2024/07/09

 7月4日に閉幕したPV(プルミエール・ヴィジョン)パリには、日本から27社(海外法人による参加を除く)が出展した。昨年7月展よりも総出展社数が減少し来場者数も少なかったが、幅広い国・地域からの来場があり、新規顧客...



繊維企業のウェアラブル事業を追う② 東レ 医療現場で示した有用性

2024/07/05

 東レは、機能素材「ヒトエ」を用いたウェアラブルシステムで医療用途の開拓を強化している。ヒトエで測定した心電図は医師の診断に使われ始めた。昨年には特定臨床研究の結果が論文で公表され、今後の引き合いが増えそうだ。【関...



23年度化学繊維ミル消費 00年以来、最低水準に 衣料用は11%減の落ち込み

2024/07/05

 日本化学繊維協会は23年度(23年4月~24年3月)の化学繊維ミル消費量の調査結果をまとめた。ミル消費量は77万3000トン(前年度比4%減)で統計を始めた00年以来で最低水準となった。輸入品比率は前年度比1ポイ...



IDFLジャパン、日本向け監査業務を強化 初セミナーを大阪で

2024/07/05

 国際的な認証機関、米IDFLの日本法人IDFLジャパン(大阪市)が、日本での監査業務を強化している。監査対象はGOTS(オーガニック・テキスタイル世界基準)やGRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)などの国...



繊維企業のウェアラブル事業を追う① “スマートウェア”はどうなった?

2024/07/04

 〝スマートウェア〟という言葉を覚えているだろうか。導電性を備えた繊維やフィルム、塗料を主に用いたセンシング技術で開発された、服型のウェアラブル商品を指す。繊維メーカーが固有の技術を活用し、ウェアラブル商品を想定し...



関西ファッション連合テキスタイル部会 地域・商業ブランドを立ち上げ

2024/07/04

 関西ファッション連合のテキスタイル部会は地域・商業ブランド「船場テキスタイル」を立ち上げた。長年培った素材開発力とストックビジネス機能を、国内外に発信する。【関連記事】関西ファッション連合理事長 田村駒相談役 市...



《寄稿》サステイナブルシフトへの要諦 基準や認証の在り方を修練する

2024/07/03

 6月にフィンランドの首都ヘルシンキ大学で開かれた「サステイナビリティーリサーチ&イノベーションコングレス2024」で登壇する機会があった。100カ国・地域以上のサステイナビリティーリーダーが一堂に会するこの会議は...



《アジア化繊産業の現在地⑩》インド、マレーシア 国際的な産業を志向

2024/07/03

 インドの23年の化学繊維生産はポリエステル長繊維423万7000トン、短繊維183万5000トン、ナイロン長繊維12万1000トン、レーヨン78万3000トンなどで、全世界とほぼ同水準で成長している。【関連記事】...