素材・製造・商社

《アジア化繊産業の現在地③》韓国㊤ 生産減も高機能にシフト

2024/06/11

 韓国の化繊生産は23年が87万1000トンで前年比14.6%減。21年の123万トンが、22年に102万トン、23年90万トン割れと急激に減少した。23年の内訳はポリエステル短繊維が53万トン強(5.8%増)と回...

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《移ろう市場に寄り添うファッションテキスタイル㊤》円安、原料高に工夫凝らす

2024/06/07

 25年春夏向けファッションテキスタイルの先行展が一巡し、テキスタイル企業とユーザーの商談が本格化してきた。加速する円安の影響で、国内メーカーは生産コスト増による値上げ、海外メーカーは日本市場に対応した価格設定など...



東洋紡せんい「さいくるこっと」 高品位な綿リサイクル技術を開発

2024/06/07

 東洋紡せんいは、高品質・高品位な綿リサイクル技術による新素材「さいくるこっと」を開発した。反毛とは異なり、繊維を傷めずに生地片をわたに戻す解繊技術で、インドのパートナー企業でリサイクル・紡績を行う。(中村恵生)【...



《アジア化繊産業の現在地②》中国㊦ 「グリーン製造」を推進

2024/06/07

 中国は30年までに二酸化炭素排出量をピークアウトさせ、60年までにカーボンニュートラルを達成する方針。中国紡織工業連合会もこれに対応し、行動計画でサステイナビリティーを意味する「グリーン製造」の方針を掲げる。【関...



25年春夏テキスタイル商談 池西美知子さんに聞くトレンドのキーワードは?

2024/06/06

 25年春夏テキスタイルの商談が進んでいる。国際見本市のプルミエール・ヴィジョン(PV)トレンド協議会で日本代表委員を務める池西美知子さんは、テキスタイルトレンドの方向性について「深化するサステイナビリティー」と「...



スタイレム瀧定大阪のオーガニック綿栽培支援 糸年産300トン、農家4000軒に拡大

2024/06/06

 スタイレム瀧定大阪は、インドの綿花農家を支援しながらオーガニックコットン(OC)を増やす「オーガニックフィールド」で取り組みが広がっている。(高田淳史)【関連記事】スタイレム瀧定大阪 有機綿「オーガニックフィール...



ハイケム PLA繊維のコレクションを発表

2024/06/06

 ハイケムは、トウモロコシ由来のPLA(ポリ乳酸)繊維「ハイラクト」の最新コレクションを発表した。耐久性や耐熱性が低いPLAで開発が難しいとされていたフリースのジャケットとフーディーなどを作った。「生地メーカーと製...



《アジア化繊産業の現在地①》中国㊤ 生産増も設備投資は鈍化

2024/06/06

 第14回アジア化繊産業会議が5月、韓国・ソウルで開かれた。9カ国・地域の化繊産業の現状や課題、サステイナビリティー対応の進捗(しんちょく)などの報告から、アジア化繊産業の現在地を読み解く。【関連記事】第14回アジ...



刺繍のゴーダEMB 国内で生産と機能を強化 需要拡大を受け供給網を整備

2024/06/05

 刺繍のゴーダEMBが本社機能を大阪府和泉市のテクノステージ工場内に集約するとともに、生産体制を増強している。Tシャツやスウェットプルオーバーを中心とした製品への刺繍や、絵はがきなど紙への刺繍の受注が増え、国内ビジ...



《「商社は激務」を変える㊦》福利厚生の充実で健康経営、やる気の向上へ

2024/06/05

 福利厚生を充実させることは、社員の士気向上、人材の確保と定着、生産性向上、社会的評価など多くのメリットがある。企業の成長と社員の幸福度を向上させる重要な取り組みだ。女性の活躍推進、男性の育休取得推進なども加速する...