岩手県は8日、文化学園と連携協定を締結すると発表した。協定の目的は①地域産業の振興②人材育成③教育と学術研究④その他地域社会の活性化に関すること――となっている。
16日に文化学園で達増拓也岩手県知事、大沼淳文化学園理事長が出席し連携協定の締結式を行う。
両者は、13年に始まった「北いわて学生デザインファッションショー」で北いわてのアパレル産業のPR、次代のアパレル産業を担う人材育成などで協業してきた。連携協定では、これまでの関係をより強固で継続的なものにするため締結することになった。
協定を元に今年度は、県北地域のアパレル産業の情報発信に加え、北いわてのオリジナル製品の製作など地域ブランド作りも行う。
ファッション産業の振興について、官・学で取り組む事例は様々に広がる傾向にあるが、都道府県ベースで協定を結ぶまでの連携は珍しく、今後が注目される