コックス、新業態で出店攻勢

2015/10/14 06:35 更新


 コックスは今下期(15年8月~16年2月)、新業態の出店を加速させる。10月末開業のららぽーと海老名をはじめ、新規出店や業態転換により収益力の向上を図る。主力の「イッカ」事業では30~40代女性向け新ブランド「サンスドゥヴィ」を投入し、苦戦しているレディスをてこ入れする。

 イッカから派生した大人向け業態「イッカラウンジ」は、平均月坪売上高がイッカの約1・6倍と高効率なことから、さらに店舗数を拡大する。9月にイッカのイオンモール旭川西店、ららぽーと磐田店をイッカラウンジに業態転換したほか、10月にららぽーと海老名、11月にラスカ茅ヶ崎に新店を出す。イッカラウンジは今期末までに12店(オンラインショップ1店含む)体制にする。

 イッカラウンジの強化策として、オンタイムに対応したレディスのサンスドゥヴィを7日から、イッカラウンジとイッカで本格販売している。メンズのビジネスカジュアル商品が好調なことを受けたもので、上質な素材や上品なデザインが特徴。ワンピース7800~1万2000円、コート・ジャケット7800~2万5000円など。

 「LBC」の新業態「Lbcウィズライフ」も、LBCの平均月坪売上高の約1・9倍となっており、業態転換と新規出店を進める。ららぽーと海老名にはウィズライフの旗艦店を出す。「ヴァンスエクスチェンジ」の新業態「ヴァンスシェアスタイル」も、10月にイオンモール四條畷に出店する。



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