米セレクトショップの「フレッド・シーガル」は17日、1号店をログロード代官山にオープンする。今後は年1店ペースで大型店を出し、3年後に3店で日本での売上高45億~50億円を計画する。
代官山の1号店はウイメンズ、メンズ、食と雑貨の「ザ・マート」の3棟で総面積970平方㍍。ファッションは仕入れブランドのほか、古着、化粧品などを扱う。食品を含め、日本独自に買い付けたアイテムやブランドもある。
ビンテージの時計やカメラの修理、ウエアのクリーニングなどにも対応する顧客向けの部屋や屋外のカフェもあり、富裕層の大人客がゆったり時間を過ごせるサービスを提供する。
今後は、日本で独自に開発したオリジナル商品をファッションや食品、雑貨などで増やし、日本のほか、本国でも販売する計画だ。2号店は来年3月、横浜に出すことが決まっており、売り場面積は1650平方㍍の計画。近隣の住民の生活に溶け込む店作りを目指し、当面は990~1650平方㍍の大型店で出店する考えだ。