帽子のグレース、売り筋、見せ筋で勝負

2015/10/02 13:04 更新


 帽子製造卸のグレースは基幹ブランド「グレース」が25周年を迎える16年春夏に向け、卸し先の店頭売り上げの「最大化」を主眼にした施策を強化する。来夏には新ブランドを計画しているほか、海外展開にも力を入れる。

 今後も国内外ともに卸事業に特化する方針は変えず、卸し先との取り組みを強める。現在、国内に約400社の取引先があり、国内売上高は卸価格で10億円。うち1億円はOEM(相手先ブランドによる生産)。海外売上高は米国が1億円、韓国、台湾などのアジアが3000万円。国内売上高を年率10%伸ばしながら、海外売上高比率を3割に拡大することが目標だ。海外は欧州にも広げる考えで、海外展示会への出展や現地エージェントとの提携を検討する。

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