繊研新聞社が主催する第32回JFWインターナショナル・ファッション・フェア(JFW-IFF)と、第4回ファッションビジネス・ソリューション・フェア(FBS)が22~24日、東京ビッグサイトで開かれる。IFFは国内最大規模のファッション見本市として、上質な婦人服を中心としたビジネスを応援してきた。今回は新たに「メード・イン・ジャパン・ブランド」と「サステイナブル」のエリアを設置。消費者の生活や購買動向の変化への対応をさらに強化する。出展はFBSを含めて国内、海外から約420社・団体を予定している。
「J∞QUALITY(Jクオリティー)商品認証事業」のスタートなど、国産商品はインバウンド(訪日外国人)需要でも注目だ。IFFには合計40社・団体を超える出展が予定され、小売業のニーズに応える。
また、11年の東日本大震災を経て、消費者はファッション性や価格だけでなく、商品の背景も強く意識するようになった。これを受け、フェアトレードやオーガニック、エシカル(倫理的な)、エコロジー、リサイクルを出展条件に9社が出展する。
百貨店やSC、専門店に直接プレゼンテーションできる個別商談会、国内外のOEM(相手先ブランドによる生産)を活用したSPA(製造小売業)化ビジネスマッチングエリアも継続。各種セミナーやFBSを含めたビジネスの仕組み作りを支援する場としても発展を目指す。