インポートジーンズ、股上深くゆったり

2016/06/16 06:25 更新


 インポートブランドのレディスジーンズ16~17年秋冬は、これまでの細身・ストレッチ一辺倒から、股上の深いバギー・フレアシルエットなどスタイルが大きく変わりつつある。ブラックデニムや切りっぱなしも目立った。


 「今春夏は近年で最もトレンドが変わったシーズン。ボリュームは依然、細身、ボーイフレンドジーンズ、クロップトだが、新しいスタイルとしてバギー、フレア、ハイライズが出てきた」(エージージャパン)というように、スタイルが大きく変わりつつある。伸縮性の高いハイパーストレッチ素材を使った細身のジーンズの提案は秋冬も多いものの、股上の深いハイライズやゆったりめのシルエットが増えている。

 裾を切りっぱなしにしたジーンズやGジャンも目立つ。「ゲス」「ヌーディー」などが採用した。また、メンズのビンテージジーンズのような雰囲気のオーセンティックな流れも米国ブランドなどで見られる。

 トータルコーディネートのブランドをみると、ミリタリー、ロック、バイカー、スポーティーなどをシーズンテーマとするところが多い。ロックをイメージしてブラックデニムを打ち出すブランドも目立ち、コーティングや加工したブラックデニム、黒に近い濃色インディゴでブラックのバリエーションを揃えた。

「ディーゼル」はブラックデニムを増やす
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「AGアドリアーノ・ゴールドシュミット」はハイライズでフレア・クロップドの新スタイルを出す
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「ジースター・ロゥ」の細身のブラックデニム
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