伊藤忠商事は、イタリアの高級靴ブランド「サントーニ」の日本市場における独占輸入販売権を取得した。リーガルコーポレーションを通じ、16年春夏から紳士靴および婦人靴の販売を開始する。売り上げ目標は５年度で30億円（小売りベース）。
サントーニは、１９７５年にイタリア中部のマルケ州で創設された高級靴ブランド。こだわり抜いたもの作りと優れたデザインを強みとし、自社工場での素材から製靴までの一貫生産システムにも特徴を持つ。現在は、エレガントなレザースニーカーやリミテッドエディションに代表される紳士靴コレクションのほか、婦人靴や子供靴を展開。バッグや革小物といったレザーコレクションも数多く取り揃えている。
今後、日本では、全国の百貨店をはじめ、セレクトショップや専門店を中心に販売するほか、16年度中には旗艦店の開設も計画している。「伊藤忠のブランドビジネスでの経験、ノウハウとリーガルの靴業界における豊富な経験とネットワークを活用」し、ブランドの世界を強くアピールする。紳士靴で９万～15万円、婦人靴で８万～12万円。
