ラスカ茅ヶ崎、20日増床オープン

2015/11/19 14:59 更新


 JR茅ヶ崎駅直結の駅ビル、ラスカ茅ヶ崎(神奈川県茅ヶ崎市・湘南ステーションビル運営)が20日、増床オープンする。茅ヶ崎駅は、テラスモール湘南がある辻堂駅とイオンモール平塚の開業を控える平塚駅に挟まれている。今後の競争激化をにらみ「茅ヶ崎らしさと地域コミュニティ機能を強めた」(栗田勝湘南ステーションビル社長)。3キロ商圏内のストアロイヤリティーを高める。

 店舗面積はこれまでの1・8倍の1万2300平方㍍、店舗数は約2倍の132店。全店のうち、湘南エリア初27店、地元店27店を集めた。1、2階が食料品、3階の一部が軽飲食ゾーン、3~5階がファッションや雑貨、6階がレストランや交流施設となる。

 地域密着の目玉は5階の新ゾーン「シースタイルアイランド」。地元企業5社がファッションや生活雑貨を販売し、アクティビティとスローライフが融合した“茅ヶ崎”らしさを表現する。5階と屋上にイベントスペース、6階にホールを設け、ワークショップやコンサート、地域住民の発表会などを開く。

 物販は湘南エリアと親和性の高いショップを多く入れ、グレードを高めた。「アーバンリサーチ・サニーレーベル」(3階)、ハワイ直輸入のアパレル・雑貨「アロハストリートショップ&カフェ」(同)、ハワイやバリ島から商品をセレクトした「グッドネイバー」(同)など。



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