マナスル初登頂60年記念イベント

2016/04/25 06:45 更新


 ヒマラヤ山脈に属するマナスルへの人類初登頂60周年にあたる今年、毎日新聞社が中心となって様々な記念事業を催している。5月6~8日には東京・神保町界隈で「山岳アウトドアフェスティバル」を実施。フォーラムや現役探検家によるトークショーなどが企画されている。アウトドア企業も関わり、イベントを盛り上げる。

 マナスルは世界で8番目に高いネパールの山で、1956年に日本の登山隊が世界で初めて登頂に成功した。日本の登山ブームを作り出した出来事としても知られる。マナスル登頂成功を受けて、同年秋には日本とネパールの国交も樹立した。

 記念事業の目玉は、8日午後1時~3時30分に一橋大学一橋講堂で開催される記念フォーラム。登頂成功までの歩みを記録したドキュメンタリー映画「マナスルに立つ」(ダイジェスト版)の上映や登頂メンバーによるトークショーなどが内容だ。

 同フォーラムには、第1次から3次までのマナスル登山隊にダウンウエアを提供したメーカーのザンターや登山靴のキャラバン、日本ゴア、ヴィクトリア、丸紅ファッションリンクなどが協賛する。


■限定Tシャツも

 ザンターは店舗と連動した仕掛けにも取り組む。登山隊が当時、実際に着用したダウンウエアの現物を、エルブレス御茶ノ水店1階正面のディスプレーに展示するほかオリジナルブランド「ポールワーズ」で記念限定Tシャツを発売。吸汗速乾・消臭機能を備えたグラフィックTシャツ(=写真、3600円)で、4月29日から販売する。

ポールワーズ


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事