丸紅のバングラデシュからのアパレル製品の調達が年間100億円を超えた。大手SPA(製造小売業)向けが好調に推移しているもので、シャツやパンツが主なアイテム。ユニフォームの調達もスタートさせており、「3年以内に300億円規模に拡大する」(瀧川裕次ライフスタイル本部副本部長)計画だ。
丸紅は20年以上前から、バングラデシュにアパレル関連の駐在員を配置、08年ごろからバングラデシュ調達を急拡大させている。現在、ダッカに配置している駐在員は5人。「バングラデシュの生産背景は常に進化しており、ベーシックなアイテムを中心に今後も重要な供給基地」と位置付け、扱いアイテムの拡大と数量増に取り組む。