丸井グループは19日、旧マルイシティ渋谷を刷新し、渋谷モディとしてオープンする。定期借家契約のSC業態に転換し、子会社のエイムクリエイツが施設運営する。
旧マルイシティ渋谷は10~20代を対象にしたアパレル中心の店舗構成だったが、渋谷モディは雑貨や飲食の比率を大幅に高め、30~40代の客層も捉える。初年度売上高は旧マルイシティ渋谷を25%上回る70億円を計画。雑貨比率が高まることから客単価は下がるが、買い上げ客数は約3倍の230万人を見込む。
「知的商業空間」をコンセプトとし、物販のほか、遊びや学び、憩いをキーワードに時間消費型の店舗を多く導入。滞留時間を延ばして買い上げ率を高める考えだ。