三崎商事の百貨店向けオリジナルプレタブランド「エルミダ」は今年、45周年を迎え、これを機に「伝統と革新」をテーマとしたリブランディングに取り組んでいる。顧客の年齢層を広げ、新しいファンを作っていくため、商品改革と同時に百貨店内のショップのイメージチェンジを進めている。
新しい内装は、アンティークな白いレリーフのような壁とウッドの壁に、什器などで光沢を抑えたゴールドを直線的に配した。照明はLED。これも伝統と革新をイメージしたもので、若々しく明るい雰囲気だ。3月4日に千里阪急、同25日に大丸京都店をリニューアルし、4月15日には高島屋玉川店も新装開店する。また新規では2月20日に松屋銀座本店6階に出店した。この店装で秋にも既存店のリニューアルを継続して進める。
商品では以前の単品志向を改め、スタイリングでの提案を強めている。シルエットもすっきり見えるようにするなど、次世代のプレタブランドとして打ち出していく。