婦人服メーカーの三澤(大阪市)の小売事業開発部門が運営するレディスセレクトショップ「アンティグラヴィテ」が好調だ。8月下旬に、ルミネ新宿ルミネ2と池袋パルコ(ともに2階)に出店する。15年春物から販売したオリジナル商品の消化率が高いことから、百貨店や海外への卸売りや出店を視野に、16年春物から服飾雑貨を含めて30型ほどに拡大する。
1号店の東京・代官山の路面店は、14年4月に開店。「エッジを利かせているため、最初はとっつきにくいが、一度入店すれば、着回しやすい服が多いことを理解してもらえる」(片葺洋三セントラルバイヤー)と、徐々に顧客が増加。特に14年秋と今春のルミネ2の期間限定店は認知度を高める機会となり、約1カ月間で1200万円弱を売り上げた。今年4~6月の代官山店の売上高は、前年同月比30~50%増で推移した。