三越銀座店、全館改装オープン

2015/10/14 06:46 更新


 三越銀座店は14日、全館改装オープンする。8階の1フロアに市中免税店(年内オープン)を導入するため、婦人服売り場は面積が縮小するが、自主編集売り場は拡大する。「入店客数は多いが滞在時間が短いことが課題」としてテイストの幅を広げて比較購買しやすくし、スタイリング提案を強化する。

 婦人服は3フロアで、3階が「トーキョー」、4階が「インターナショナル」、中5階が「ギンザ」を切り口に「心地良いラグジュアリー感」をテーマに品揃えする。3階の自主編集「ル・プレイス」は国内ブランドとインポート商品が混在していたが「東京生まれ、東京発」をキーワードに見直した。「ファセッタズム」「タロウ・ホリウチ」「ミハラヤスヒロ」などを導入し、約50ブランドを揃える。

イベントスペース「ジャパニーズコミュニケーションステージ」を新設、展開ブランドのデザイナーが撮影した写真や描いたイラストを展示する。「服を売るだけでなく、デザイナーの想いや視点を伝え、お客と共有する」狙い。販売員は改装の前にデザイナーを訪問し、今シーズンの商品について説明を受けた。「男性同様に物作りの背景やうんちくにこだわる女性客が増えている」ため、接客に生かす考え。

続きは繊研新聞で



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