ジュエリー総合企業のナガホリは、イギリスのファインジュエリーブランド「ロビンソン・ぺラム」の日本における独占輸入販売契約を結んだ。既に今春から西武池袋本店で販売を開始している。同店の売り場はロンドン本店に次ぐ世界で2店目。今後、西武渋谷店での販売も予定している。
ロビンソン・ぺラムは1996年にジュエリーデザイナー、宝石鑑定士、クラフトマンの経歴を持つ3人の女性により設立。製作はすべてロンドンで行っている。オーダージュエリーからスタートし、12年から既製品のコレクションも開始した。11年のロイヤルウエディングでは、同ブランドのピアスがキャサリン妃の耳元を飾り、注目を集めた。
既製品のジュエリーは、草花モチーフなどを生かしたクラシカルなデザインの「ヒストリカルコレクション」と、モダンで遊び心のある「21Cコレクション」の2ラインがある。価格帯は30万~600万円。
ナガホリは、同ブランドの販売開始を記念して本国からデザイナーを招き、英国大使館でプレスプレビューを開いた。
なお、同社はモードな作風で知られるガイア・レポシによるジュエリー「レポシ」の輸入販売も始めている。ロビンソン・ぺラムも含め、「富裕な30~40代に向けたブランドラインアップ強化の一環」(長堀慶太ナガホリ社長)としている。